ベセルナクリーム5% [尖圭コンジローマ治療薬]

処方薬

ベセルナクリーム5% [尖圭コンジローマ治療薬]の基本情報

印刷する

アクセスランキング(05月06日更新)

  • 先々週:--位
  • 先週:--位
  • 今週:--位
つぶやく いいね! はてなブックマーク
  • ベセルナクリーム5% [尖圭コンジローマ治療薬]の画像
    ベセルナクリーム5% [尖圭コンジローマ治療薬]の画像

作用と効果

尖圭コンジローマの原因となっているウイルスの増殖を抑制し、また、免疫能を高めウイルスに感染した細胞を障害する作用をもっています。
通常、尖圭コンジローマ(外性器または肛門周囲に限る)の治療に使用されます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。尿道、腟内、子宮頸部、直腸、肛門内のイボ、外性器・肛門周囲以外のイボである。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、適量を1日1回、週3回(連日使用を避け、例えば、月・水・金、あるいは火・木・土)、就寝前に患部に塗布します。塗布後はそのままの状態を保ち、起床後(塗った後、6~10時間を目安)に塗布した薬剤を石鹸を用い、水または温水で必ず洗い流します。必ず指示された使用方法に従ってください。

この薬の使用期間は原則16週間までです。

イボの部分にのみ薄く塗りクリームが見えなくなるまですり込んでください。

傷のあるイボおよびイボの周辺の傷のある部位には使用しないでください。

塗った部位を絆創膏またはテープなどで密封しないでください。

使い忘れた場合、次の日の就寝前に使用してください。その後2日連続で使用しないよう注意してください。

誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、塗った部位の紅斑、びらん、表皮剥離、浮腫、疼痛、刺激感、かゆみ、湿疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・塗った部位の皮膚のひどい潰瘍、ただれ、赤み、腫れ、表皮のはがれ [重篤な潰瘍、びらん、紅斑、浮腫、表皮剥離などの皮膚障害]

・尿道口と周辺の痛み・浮腫による排尿困難(女性) [排尿困難]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気、凍結を避けて25℃以下で保管してください。

薬が残った場合は、保管しないで廃棄してください。

医薬品情報

製薬会社

持田製薬株式会社

薬価

1包あたり1098.9円

剤形

白色~微黄色のクリーム剤

シート記載

(アルミ分包)ベセルナクリーム5%、250mg、MO 651

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 化学療法剤 > その他の化学療法剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

イミキモド

この成分で処方薬を探す

YJコード

6290701N1028

レセプト電算コード

620005834

更新日付:2022年03月18日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

ベセルナに関する医師Q&A

現在募集中の治験

QLifeでは、次の治験にご協力いただける方を募集しています。

ベセルナクリーム5% [尖圭コンジローマ治療薬]の他の剤形

この薬を調べた人は、他にこんな薬を調べています

おすすめの記事

ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、持田製薬株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ベセルナクリーム5% [尖圭コンジローマ治療薬]を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
  • ・当サービスによって生じた損害について、株式会社QLife及び、くすりの適正使用協議会、株式会社ネグジット総研ではその賠償の責任を一切負わないものとします。