トレドミン錠12.5mg

処方薬

トレドミン錠12.5mgの基本情報

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作用と効果

SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤)で、脳内の神経伝達をスムーズにし、抑うつ気分や不安を和らげます。
通常、うつ病・うつ状態の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。前立腺疾患などで尿が出ない、尿が出にくい、緑内障、眼内圧亢進、心疾患、高血圧、肝障害、腎障害、てんかんなどの痙攣性疾患または既往、躁うつ病、自殺念慮または自殺企図の既往、脳の器質障害、統合失調症の素因、衝動性が高い併存障害がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は主成分として1日25mgを初期用量とし、1日100mgまで徐々に増量され、2~3回に分けて食後に服用します。年齢・症状により適宜増減されます。
高齢者では1日25mgを初期用量とし、1日60mgまで徐々に増量され、2~3回に分けて食後に服用します。
本剤は1錠中に主成分12.5mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気づいた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の服薬予定が近い場合は、その回は飛ばして、次の服薬予定に従ってください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合はすぐに医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、吐き気・嘔吐、眠気、排尿障害(尿が出ない、尿が出にくい)、便秘、腹痛、頭痛、頻脈、口渇、発疹、かゆみなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・強度の筋肉のこわばり、飲み込みにくい、発熱 [悪性症候群]

・発汗、興奮、不安 [セロトニン症候群]

・高熱(38℃以上)、紅斑(顔や全身が赤くなる)、眼の充血、口や唇のただれ [皮膚粘膜眼症候群などの重篤な皮膚障害]

・食欲不振や吐き気、頭痛、全身倦怠感 [抗利尿ホルモン不適合分泌症候群]

・めまい、頭痛、吐き気 [高血圧クリーゼ]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温を避けて、湿気により変色することがありますので湿気を防げる容器に保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

[ご家族の方へ]患者さんに自殺念慮、攻撃性などの行動の変化やうつ病、うつ状態の悪化があらわれることがありますので、状態の変化について観察し、変化が見られた場合には医師に連絡してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

旭化成ファーマ株式会社

薬価

1錠あたり9.5円 ジェネリックを探す

剤形

淡紅色の錠剤、直径6.1mm、厚み2.6mm

シート記載

(表面耳部)トレドミン12.5mg(裏面耳部)Toledomin12.5mg、旭化成ファーマ、α117 (表面本体)トレドミン12.5(裏面本体)トレドミン、12.5mg、α117

薬効分類

神経系及び感覚器官用医薬品 > 中枢神経系用薬 > 精神神経用剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ミルナシプラン塩酸塩

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YJコード

1179040F3023

レセプト電算コード

620008497

更新日付:2023年02月20日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

トレドミンに関する医師Q&A

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・トレドミン錠12.5mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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