レミッチカプセル2.5μg

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レミッチカプセル2.5μgの基本情報

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作用と効果

かゆみを抑制する選択的オピオイドκ(カッパ)受容体作動薬で、既存の抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬などが効きにくいかゆみを抑えます。
通常、透析、慢性肝疾患における既存治療で効果が不十分なかゆみの改善に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は1回1カプセル(主成分として2.5μg)を1日1回夕食後または就寝前に服用します。症状に応じて増量されることがありますが、1日1回2カプセル(5μg)が限度とされています。必ず指示された服用方法に従ってください。

血液透析によるそう痒症の改善のためにこの薬を使用している人の場合、この薬の使用から血液透析開始までは十分な間隔をあけてください。

腹膜透析によるそう痒症の改善のためにこの薬を使用している人の場合、この薬の使用から透析液交換までは十分な間隔をあけてください。

夕食後の服用を指示されている場合、飲み忘れに気が付いたのがその日の就寝前ならば、1回分を飲んでください。それ以外の場合は、飲み忘れた分はとばして次に飲む時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、血液透析患者においては不眠、便秘、眠気、腹膜透析患者においては不眠、眠気、嘔吐、慢性肝疾患患者においては便秘、頻尿・夜間頻尿、不眠、眠気などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・全身がだるい、食欲がない、皮膚や白目が黄色くなる [肝機能障害、黄疸]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。PTPシートの状態で保管し、服用直前にシートから取り出してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

鳥居薬品株式会社

薬価

1カプセルあたり715.1円 ジェネリックを探す

剤形

ごくうすい黄色~うすい黄色のカプセル剤、長径約9.7mm、短径約6.6mm

シート記載

REMITCH、レミッチ、2.5μg、TR11、レミッチ カプセル 2.5μg

薬効分類

神経系及び感覚器官用医薬品 > 中枢神経系用薬 > その他の中枢神経系用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ナルフラフィン塩酸塩

この成分で処方薬を探す

YJコード

1190015M1029

レセプト電算コード

620009101

更新日付:2023年06月06日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・レミッチカプセル2.5μgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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