バクトロバン鼻腔用軟膏2%

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バクトロバン鼻腔用軟膏2%の基本情報

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作用と効果

細菌のRNA合成酵素の生成を阻害することにより細菌内での蛋白合成を抑制し抗菌活性を示します。鼻腔内塗布により鼻腔内のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)を除菌し、感染者の発症や伝播を予防します。
通常、MRSA感染症発症の危険性の高い免疫機能の低下状態にある患者(易感染患者)、易感染患者から隔離することが困難な入院患者、および易感染患者に接する医療従事者が保菌する鼻腔内のMRSAの除菌に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。鼻腔内に損傷部位がある。アレルギー疾患の既往歴がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、適量を1日3回鼻腔内に塗布します。必ず指示された塗布方法に従ってください。

塗布方法は、綿棒などの先にチューブからあずき粒程度の薬剤をとり、片方の鼻腔内に塗布し、もう片方の鼻腔内にも同じ量を塗布します。次に薬剤を均一に伸ばすため、塗布後、両側の鼻翼の上からよくマッサージします。

鼻汁があるときは鼻をかんだ後に塗布してください。

眼には使用しないでください。また、眼に入らないように注意してください。

鼻腔以外の場所(おでき、湿疹、とこずれなど)に塗ってはいけません。

他の人と同じチューブを共有してはいけません。

塗布を忘れた場合は、気がついたときにすぐに塗布してください。その後は指示された通りに塗布してください。2回分を一度に塗布してはいけません。

誤って多く塗布した場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、塗布するのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、軽度の局所反応(鼻炎様症状、刺激感など)、過敏症(発疹、発赤、かゆみなど)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

該当する記載事項はありません。

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

医薬品情報

製薬会社

グラクソ・スミスクライン株式会社

薬価

1gあたり524.4円

剤形

白色~微黄色の軟膏剤

シート記載

バクトロバン 鼻腔用軟膏2%

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 抗生物質製剤 > 主としてグラム陽性菌に作用するもの 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ムピロシンカルシウム水和物

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YJコード

6119700M1035

レセプト電算コード

620006477

更新日付:2023年03月27日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

バクトロバンに関する医師Q&A

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  • ・バクトロバン鼻腔用軟膏2%を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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