ファボワール錠28

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ファボワール錠28の基本情報

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作用と効果

卵胞の発育を抑えて排卵を抑制します。また、子宮内膜の肥厚を抑制することによる着床阻害作用や子宮頸管粘液の性状を変化させることによる精子通過阻害作用によって妊娠を防ぎます。
通常、避妊の目的で用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば乳癌、子宮体癌など)・子宮頸癌およびその疑い、診断の確定していない異常性器出血、血栓性静脈炎・肺塞栓症・脳血管障害・冠動脈疾患または既往歴、喫煙者、片頭痛、心臓弁膜症、糖尿病、血栓ができやすい(家族を含む)、抗リン脂質抗体症候群、手術前4週間以内・手術後2週間以内・産後4週間以内・長期間安静状態、肝障害、肝腫瘍、脂質代謝異常、高血圧、耳硬化症、妊娠中に黄疸・持続的なかゆみ・妊娠ヘルペスの既往歴がある、現在身長が伸びている。

妊娠または授乳中

他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量

月経の第1日目から白色の錠剤を1日1回1錠ずつ毎日一定の時刻に21日間服用し、続けて緑色の錠剤を1日1回1錠ずつ7日間、計28日間連続して服用します。緑色の錠剤を飲み終わった翌日から、月経の有無にかかわらず、引き続き白色の錠剤から服用し始め、以後、同様の方法で、避妊する期間繰り返し服用します。(錠剤は、最上列左端の白色の錠剤から、錠剤シートの矢印の方向に順に取り出してください。)服用開始日が月経第1日目から遅れた場合、飲み始めの最初の1週間は他の避妊法を併用してください。

飲み忘れた場合は、白色の錠剤の飲み忘れが1日であれば、気付いた時点で飲み忘れた1錠を直ちに飲み、さらに当日の分も通常どおりに飲んでください。すなわちその日は2錠飲むことになります。2日以上連続して白い錠剤を飲み忘れた場合は、その時点で飲むのを中止し、次の月経を待って新しいシートから再び飲み始めてください。なお、飲み忘れによって妊娠する可能性が高くなるので、その周期は他の避妊法を使用してください。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、吐き気・嘔吐、乳房痛、頭痛、不正性器出血、倦怠感、下痢、腹痛、発疹、浮腫、黄疸、視力障害などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・脚の痛み・浮腫、息切れ、胸や頭の痛み [血栓症]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医薬品情報

製薬会社

富士製薬工業株式会社

薬価

-

剤形

白色の錠剤、直径5.0mm、厚さ2.8mm、緑色の錠剤、直径5.0mm、厚さ2.8mm(プラセボ錠)

シート記載

(表)ファボワール錠28、Favoir(裏)ファボワール錠28

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > 泌尿生殖器官及び肛門用薬 > 避妊剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

デソゲストレル

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エチニルエストラジオール

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YJコード

254910CF2030

レセプト電算コード

000000000

更新日付:2011年09月13日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・ファボワール錠28を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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