リピディル錠53.3mg

処方薬

リピディル錠53.3mgの基本情報

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作用と効果

核内受容体PPARαを活性化し、各種蛋白質の発現を調整することで脂質代謝を総合的に改善させ、血中のコレステロールとトリグリセライド(中性脂肪)を低下させ、HDL-コレステロールを増加させます。
通常、高脂血症(家族性を含む)の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害、腎機能障害、胆のう疾患がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は1回主成分として106.6~160mgを1日1回食後に服用します。年齢・症状により適宜減量されますが、1日160mgを超えることはありません。本剤は1錠中に主成分53.3mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。

高齢者の場合は、特に医師の指示を守って服用してください。

飲み忘れた場合は気がついた時に1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は飲み忘れた分は飲まずに、次に飲む時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、胃部不快感、吐き気、発疹、かゆみ、蕁麻疹、多形紅斑、脱毛、光線過敏症、胆石症・胆のう炎(上腹部痛、発熱)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・筋肉痛、脱力感、褐色の尿 [横紋筋融解症]

・全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝障害]

・上腹部や腰背部の激しい痛み、吐き気、発熱 [膵炎]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

あすか製薬株式会社

薬価

1錠あたり18.3円 ジェネリックを探す

剤形

白色~微黄白色の錠剤、直径7.5mm、厚さ3.4mm、重量約173mg

シート記載

(表)リピディル錠53.3mg、AK120、53.3mg (裏)LIPIDIL TABLETS 53.3mg、リピディル、53.3mg、高脂血症治療剤

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > 循環器官用薬 > 高脂血症用剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

フェノフィブラート

この成分で処方薬を探す

YJコード

2183006F3023

レセプト電算コード

622090701

更新日付:2012年05月18日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・リピディル錠53.3mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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