硝酸イソソルビドテープ40mg「東光」の基本情報

作用と効果

心臓の血管を拡げ、血流量を増やすとともに、全身の血管の抵抗を減らして心臓の負担を軽くします。
通常、狭心症、心筋梗塞（急性期を除く）、その他の虚血性心疾患の治療に用いられます。急に起こった発作を抑えるための薬ではありません。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。低血圧、緑内障、頭部の外傷、脳出血、貧血、肺高血圧、他の心臓の病気、肝障害がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている（お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください）。

用法・用量

通常、成人は1回1枚（主成分として40mg）を胸部、上腹部または背部のいずれかに貼り、24時間または48時間ごとに貼りかえますが、症状により適宜増減されます。必ず指示された使用方法に従ってください。

必ず指示に従い、表面のフィルムをはがして、汗などをよく拭き取ってから貼ってください。

傷や粘膜、湿疹または発疹のある部分には使用しないでください。

同じ場所に続けて貼らないでください。

自動体外式除細動器（AED）の妨げにならない部位に貼ってください。

使い忘れた場合は、気がついたときに1回分を貼ってください。その後は24時間～48時間の間で医師の指示通りに貼ってください。2回分を一度に貼らないでください。

誤って多く使った場合は、気がついたときにすぐ貼りすぎた分をはがしてください。様子が変だと感じた場合はすぐに医師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、皮膚の刺激感、発疹、発赤、かゆみなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

下記のような症状があらわれ、[　]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

該当する記載事項はありません。

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。