インダシン静注用1mg

処方薬注射剤

インダシン静注用1mgの基本情報

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作用と効果

未熟児の動脈管を開かせる働きを持つプロスタグランジン合成酵素を阻害します。
通常、未熟児の動脈管開存症の保存療法(水分制限、利尿剤投与など)が無効の場合に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。両親、兄姉などにインドメタシンまたはサリチル酸系化合物(アスピリンなど)による過敏症がある。動脈管依存性の先天性心疾患(肺動脈閉鎖、ファロー四徴症、大動脈縮窄症など)がある。腎機能障害、黄疸、消化管出血、頭蓋内出血、血小板減少症、血液凝固障害がある。壊死性腸炎またはその疑いがある。

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、12~24時間間隔で、3回静脈内に注射します。動脈管が再開した場合、12~24時間間隔で1~3回追加で静脈内に注射することがあります。

具体的な使用期間については担当の医師にお聞きください。

副作用

主な副作用として、尿量減少、低血糖などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・血圧低下、唇や指先が青紫色になる [ショック]

・手指のふるえ、顔面蒼白、けいれん [低血糖]

・貧血、血便、激しい腹痛 [胃腸出血、下血、小腸および大腸などにおける消化管穿孔、イレウス、壊死性腸炎]

・あざができたり出血しやすい、ぐったりして元気がない、血の混じった痰が出る [播種性血管内凝固症候群などの凝固障害、頭蓋内出血、肺出血]

・尿が出ない、食欲不振、尿に血が混じる [急性腎不全、無尿、尿毒症、血尿]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

この薬の使用前に、患児の親またはそれに代わり得る適切な方は、専門医師より、薬剤の副作用などについてよく説明を受け、理解後、書面による同意をお願いします。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

ノーベルファーマ株式会社

薬価

1瓶あたり6554円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > 循環器官用薬 > その他の循環器官用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

インドメタシンナトリウム

この成分で処方薬を探す

YJコード

2190411F1037

レセプト電算コード

620002565

更新日付:2020年11月24日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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