アクトシン注射用300mg

処方薬注射剤

アクトシン注射用300mgの基本情報

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作用と効果

有効成分がサイクリックAMPに変換されることにより、細胞内のサイクリックAMP濃度を直接増加させ、心拍出量の増加と末梢血管の拡張作用、代謝機能改善作用、利尿作用などがあります。
通常、急性循環不全における心収縮力増強、末梢血管抵抗軽減、インスリン分泌促進、血漿遊離脂肪酸および無機リン低減ならびに利尿のために用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。急性心筋梗塞および心筋症、不整脈、糖尿病がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、静脈内に注射します。

効果をみながら使用期間を決めていきます。

副作用

主な副作用として胸部不快感、胸痛、頻脈、動悸、吐き気、嘔吐、食欲不振、腹痛、頭痛、けん怠感、熱感、四肢冷感、発汗、注射部発赤などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・立ちくらみ、めまい、脱力 [高度な血圧低下]

・動悸、胸痛、胸部不快感 [期外収縮・心室性頻拍・心房細動などの不整脈]

・息切れ、息苦しさ [肺動脈楔入圧上昇]

・息切れ、めまい、易疲労感 [心拍出量低下]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

医薬品情報

製薬会社

アルフレッサファーマ株式会社

薬価

1管あたり1123円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > 循環器官用薬 > 強心剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ブクラデシンナトリウム

この成分で処方薬を探す

YJコード

2119405D1035

レセプト電算コード

620007163

更新日付:2023年01月24日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

アクトシンに関する医師Q&A

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  • ・アクトシン注射用300mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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