ゾレア皮下注用150mg

処方薬注射剤

ゾレア皮下注用150mgの基本情報

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作用と効果

IgEという体内の物質の働きを抑え、気道の炎症を鎮め、喘息発作を起こりにくくします。ただし、すでに起こっている喘息発作を止める薬ではありません。また、季節性アレルギー性鼻炎、特発性の慢性蕁麻疹における症状も改善します。
通常、既存治療によっても喘息症状をコントロールできない難治性の気管支喘息、既存治療で効果不十分な重症または最重症の季節性アレルギー性鼻炎、既存治療で効果不十分な特発性の慢性蕁麻疹の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

気管支喘息、季節性アレルギー性鼻炎:通常、血液中のIgEの濃度と体重に応じて2週あるいは4週間ごとに1回、皮下に注射します。
慢性蕁麻疹:通常、1回300mgを4週間毎に皮下に注射します。

具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。

副作用

主な副作用として、注射部位反応(紅斑、腫れ、かゆみなど)、頭痛、じんま疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・呼吸困難、意識低下、舌や唇、喉の腫れ [ショック、アナフィラキシー]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

医薬品情報

製薬会社

ノバルティスファーマ株式会社

薬価

1瓶あたり29104円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > 呼吸器官用薬 > その他の呼吸器官用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

オマリズマブ(遺伝子組換え)

この成分で処方薬を探す

YJコード

2290400D1033

レセプト電算コード

621894701

更新日付:2021年08月12日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

ゾレアに関する医師Q&A

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ゾレア皮下注用150mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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