キュビシン静注用350mg

処方薬注射剤

キュビシン静注用350mgの基本情報

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作用と効果

細菌の細胞膜に作用し殺菌的作用を示す環状リポペプチド系の抗生物質です。
通常、敗血症、感染性心内膜炎、深在性皮膚感染症、外傷・熱傷および手術創などの二次感染、びらん・潰瘍の二次感染の治療に使用されます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。呼吸困難、冷や汗が出る、顔色が蒼白になったことがある。腎臓が悪い。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

敗血症:通常、成人は1日1回、30分かけて点滴で静脈内またはゆっくりと静脈内に注射します。通常、1歳以上7歳未満の小児は1日1回60分かけて、7歳以上18歳未満の小児は1日1回30分かけて点滴で静脈内に注射します。
感染性心内膜炎:通常、成人は1日1回、30分かけて点滴で静脈内またはゆっくりと静脈内に注射します。
深在性皮膚感染症、外傷・熱傷および手術創などの二次感染、びらん・潰瘍の二次感染:通常、成人は1日1回、30分かけて点滴で静脈内またはゆっくりと静脈内に注射します。通常、1歳以上7歳未満の小児は1日1回60分かけて、7歳以上18歳未満の小児は1日1回30分かけて点滴で静脈内に注射します。

具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。

点滴開始から終了後まで、または注射終了後しばらくの間、安静にしてください。

副作用

主な副作用として、湿疹、発熱、下痢などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・息苦しくなる、冷や汗が出る、顔色が蒼白になる、ふらつく、蕁麻疹が出る [ショック、アナフィラキシー]

・熱が出る、皮ふの広い範囲が赤くなる、赤くなった皮ふ上に小さな白いブツブツ(小膿疱しょうのうほう)が出る [急性汎発性発疹性膿疱症]

・手足の筋肉の痛み、しびれ、こわばりがある、尿が赤褐色になる [横紋筋融解症]

・熱が出る、咳が出る、息苦しくなる [好酸球性肺炎]

・手足がしびれる、痛む [末梢性ニューロパチー]

・尿量減少、むくみ、全身倦怠感 [腎不全]

・腹痛、下痢(粘液便)、吐き気 [偽膜性大腸炎]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

MSD株式会社

薬価

1瓶あたり13011円 ジェネリックを探す

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 抗生物質製剤 > 主としてグラム陽性菌に作用するもの 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ダプトマイシン

この成分で処方薬を探す

YJコード

6119402D1021

レセプト電算コード

622085501

更新日付:2022年06月22日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・キュビシン静注用350mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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