モルヒネ塩酸塩注射液200mg「シオノギ」

処方薬注射剤

モルヒネ塩酸塩注射液200mg「シオノギ」の基本情報

印刷する

アクセスランキング(04月25日更新)

  • 先々週:--位
  • 先週:--位
  • 今週:--位
つぶやく いいね! はてなブックマーク
  • モルヒネ塩酸塩注射液200mg「シオノギ」の画像
    モルヒネ塩酸塩注射液200mg「シオノギ」の画像

作用と効果

中枢神経系のオピオイド受容体や延髄の咳嗽中枢に作用し、激しい痛みや激しい咳を抑えます。また、腸管のぜん動運動を抑えます。
通常、激しい痛みに対する鎮痛、激しい咳に対する鎮咳、激しい下痢症状の改善、手術後などの腸管ぜん動運動の抑制、麻酔前投薬や麻酔の補助、激しい痛みをともなう各種がんにおける鎮痛に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。呼吸機能障害、気管支喘息、肝障害、心不全がある。けいれんを起こしている。急性アルコール中毒、出血性大腸炎、細菌性下痢がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、皮下または静脈内に注射します。

具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。

副作用

主な副作用として、発疹、かゆみ、便秘、吐き気、嘔吐、眠気などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・この薬の使用を中止しようとしても止められずに使用を続けたくなる [依存性]

・息苦しい、息切れ [呼吸抑制]

・考えがまとまらない、わけの分からないことを話す、実際にはない物が見えたり音が聞こえたりするように感じる [錯乱、せん妄]

・胸の痛み、呼吸困難、息をするとのどがヒューヒュー鳴る [無気肺、気管支けいれん、喉頭浮腫]

・便秘、お腹がはる、激しい腹痛 [麻痺性イレウス、中毒性巨大結腸]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

併用禁忌(禁止)・注意の処方薬をもっと見る(437件)

医薬品情報

製薬会社

塩野義製薬株式会社

薬価

1管あたり5065円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

麻薬 > アルカロイド系麻薬(天然麻薬) > あへんアルカロイド系麻薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

モルヒネ塩酸塩水和物

この成分で処方薬を探す

YJコード

8114401A3093

レセプト電算コード

628505102

更新日付:2019年12月11日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

モルヒネ塩酸塩に関する医師Q&A

現在募集中の治験

QLifeでは、次の治験にご協力いただける方を募集しています。

モルヒネ塩酸塩注射液200mg「シオノギ」の他の剤形

この薬を調べた人は、他にこんな薬を調べています

おすすめの記事

ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、塩野義製薬株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・モルヒネ塩酸塩注射液200mg「シオノギ」を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
  • ・当サービスによって生じた損害について、株式会社QLife及び、くすりの適正使用協議会、株式会社ネグジット総研ではその賠償の責任を一切負わないものとします。