バイエッタ皮下注10μgペン300

処方薬注射剤

バイエッタ皮下注10μgペン300の基本情報

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作用と効果

グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)受容体作動薬とよばれる薬です。GLP-1受容体を介して、グルコース濃度に依存したインスリン分泌を促進し、またグルカゴン分泌を抑制することで、血糖コントロールを改善します。
通常、2型糖尿病の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡、前昏睡、1型糖尿病、感染症、透析中、腎機能障害

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は主成分として1回5μgを1日2回朝夕食前60分以内に皮下注射します。使用開始1ヵ月以上経過を目安とし、状態により最大1回10μgまで増量されますが、注射量は医師が決めます。必ず指示された使用方法に従ってください。

バイエッタ皮下注10μgペン300は、1回10μgを注射することができる固定用量のペン製剤です。

1本の製剤を他の人と共用しないでください。

注射を忘れた場合は担当の医師に相談してください。絶対に2回分を一度に注射してはいけません。

誤って多く注射した場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で注射を止めないでください。

副作用

主な副作用として、低血糖症状、吐き気、便秘、食欲減退、嘔吐、腹部不快感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・高度な空腹感、脱力感、振戦(手足の震え) [低血糖]

・むくみ、全身のけいれん、貧血 [腎不全]

・嘔吐を伴うような持続的なおなかの痛み、発熱、吐き気 [急性膵炎]

・呼吸困難、発汗、全身の発疹、まぶた・口唇の腫れ、じんましん [アナフィラキシー反応、血管浮腫]

・排便・排ガスの停止、腹部膨満、持続する腹痛、嘔吐 [腸閉塞]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、光を避けて保管してください。未使用のものは凍結を避けて冷蔵庫など(2~8℃)で保管してください。使用中のものは25℃以下で保存し、30日以内に使用してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については、受け取った薬局や医療機関に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

アストラゼネカ株式会社

薬価

1キットあたり8772円

剤形

無色澄明の注射剤

シート記載

-

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > ホルモン剤(抗ホルモン剤を含む。) > その他のホルモン剤(抗ホルモン剤を含む。) 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

エキセナチド

この成分で処方薬を探す

YJコード

2499411G2022

レセプト電算コード

622038401

更新日付:2013年04月03日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

バイエッタに関する医師Q&A

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・バイエッタ皮下注10μgペン300を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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