ブスルフェクス点滴静注用60mg

処方薬注射剤

ブスルフェクス点滴静注用60mgの基本情報

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作用と効果

細胞の増殖に必要なDNA合成を阻害し、骨髄の細胞やがん細胞の増殖を抑えます。
通常、同種造血幹細胞移植の前治療ならびにユーイング肉腫ファミリー腫瘍、神経芽細胞腫、悪性リンパ腫における自家造血幹細胞移植の前治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。感染症にかかっている。

妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

成人:通常、6時間毎に1日4回4日間、2時間かけて点滴で静脈内に注射します。または1日1回4日間、3時間かけて点滴で静脈内に注射します。
小児:通常、6時間毎に1日4回4日間、2時間かけて点滴で静脈内に注射します。または1日1回4日間、3時間かけて点滴で静脈内に注射します。

副作用

副作用として、口内炎・舌炎、吐き気、嘔吐、食欲不振、下痢・軟便、腹痛、倦怠感、発熱などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・体重の増加、腹腔内に貯留した液体、皮膚や白目が黄色になる [静脈閉塞性肝疾患]

・細菌による感染、発熱、出血傾向 [感染症、出血]

・冷汗、眼と口唇のまわりのはれ、呼吸困難 [ショック、アナフィラキシー]

・筋肉が発作的に収縮する状態 [痙攣]

・血痰、発熱、急に呼吸が苦しくなる [肺胞出血・喀血、間質性肺炎、呼吸不全、急性呼吸窮迫症候群]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

大塚製薬株式会社

薬価

1瓶あたり28967円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

組織細胞機能用医薬品 > 腫瘍用薬 > アルキル化剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ブスルファン

この成分で処方薬を探す

YJコード

4213400A2025

レセプト電算コード

620009116

更新日付:2021年08月25日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ブスルフェクス点滴静注用60mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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