ビカネイト輸液(1000mL)

処方薬注射剤

ビカネイト輸液(1000mL)の基本情報

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作用と効果

生理食塩液やリンゲル液よりもさらに細胞外液に近い組成の電解質液で、適切に電解質および水分を補給します。また、重炭酸イオンによりアシドーシスを補正します。
通常、循環血液量や組織間液が減少した時に、細胞外液の補給・補正として用いられます。また、代謝性アシドーシスの補正にも用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。高マグネシウム血症、甲状腺機能低下症がある。腎臓または心臓に病気がある。高張性脱水症がある。閉塞性尿路疾患により尿量が減少している。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、静脈内に点滴します。具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。

副作用

副作用として、脳浮腫(意識障害、手足の震え)、肺水腫(呼吸困難、吐き気、嘔吐)、末梢の浮腫(手足や顔面のむくみ)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

該当する記載事項はありません。

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

医薬品情報

製薬会社

株式会社 大塚製薬工場

薬価

1袋あたり351円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

代謝性医薬品 > 血液・体液用薬 > 血液代用剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

重炭酸リンゲル液

この成分で処方薬を探す

YJコード

3319564A2028

レセプト電算コード

622016701

更新日付:2023年06月30日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している情報は、株式会社 大塚製薬工場の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ビカネイト輸液(1000mL)を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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