ロイナーゼ注用5000

処方薬注射剤

ロイナーゼ注用5000の基本情報

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作用と効果

血中のアスパラギンを枯渇させ、腫瘍細胞の蛋白合成を阻害することで、腫瘍細胞を死滅させます。
通常、急性白血病や悪性リンパ腫の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。膵炎を起こしている、または過去に起こしたことがある。肝障害、腎障害、骨髄機能抑制がある。感染症にかかっている。水痘にかかっている。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、静脈内に点滴するか、筋肉内に注射します。

注射の間隔は、一緒に使用する他の薬や、症状・状態により異なりますので、具体的な使用期間については、医師に確認してください。

副作用

主な副作用として、発疹、食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢、けん怠感、発熱などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・じんま疹、息苦しい、寒気がする [ショック、アナフィラキシー]

・突然の頭痛、突然しゃべりにくくなる、咳と一緒に血が出る [(脳出血、脳梗塞、肺出血などの)重篤な凝固異常]

・吐き気・嘔吐、激しい上腹部の痛み、お腹が張る [重篤な急性膵炎]

・口やのどが渇いた感じがする、多飲多尿、体重が減る [膵内分泌機能障害(膵ランゲルハンス島炎)による糖尿病]

・意識の低下、訳が分からない行動をする、物忘れをする [意識障害を伴う高アンモニア血症]

・手足のふるえ、物事が思い出せない・覚えられない、しゃべりにくい [(脳症(可逆性後白質脳症症候群を含む)、昏睡、意識障害、見当識障害などの)中枢神経系障害]

・からだがだるい、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [(肝不全などの)重篤な肝障害]

・発熱、鼻血、頭が重い [骨髄抑制]

・体がだるい、発熱、脈が速くなる(息切れ・息苦しい等) [(肺炎、敗血症などの)重度の感染症]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

協和キリン株式会社

薬価

1瓶あたり3233円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

組織細胞機能用医薬品 > 腫瘍用薬 > その他の腫瘍用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

L-アスパラギナーゼ

この成分で処方薬を探す

YJコード

4291400A1033

レセプト電算コード

620003247

更新日付:2021年07月01日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

ロイナーゼに関する医師Q&A

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ロイナーゼ注用5000を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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