ワルファリンK錠2mg「NP」

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ワルファリンK錠2mg「NP」の基本情報

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作用と効果

ビタミンKの働きを抑えて血液を固まりにくくし、血管の中に血栓ができるのを防ぎます。
通常、血栓塞栓症(静脈血栓症、心筋梗塞症、肺塞栓症、脳塞栓症、緩徐に進行する脳血栓症など)の治療や予防に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。出血している(血小板減少性紫斑病、血管障害による出血傾向、血友病その他の血液凝固障害、月経期間中、手術時、消化管潰瘍、尿路出血、喀血、流産・早産・出産直後、頭蓋内出血の疑いがある)、出血する可能性がある(内臓腫瘍、消化管の憩室炎、大腸炎、亜急性細菌性心内膜炎、高血圧症、糖尿病)、肝障害、腎障害、手術または外傷後日が浅い。

妊娠中、妊娠している可能性がある、授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

飲む錠数と回数は、血液凝固能検査などの結果に基づいて医師が決めます。通常、成人は初回に主成分として1~5mgを1日1回服用します。これを数日間続け、効果が現れてきたのを検査によって確認しながら、維持量が決められます。以後、定期的に検査を行いながら維持量を1日1回服用します。成人における維持投与量は、1回1~5mg程度となることが多いです。小児の場合も血液凝固能検査などの結果に基づいて医師により決められますが、維持投与量の目安としては、12カ月未満:0.16mg/kg/日、1歳以上15歳未満:0.04~0.10mg/kg/日となっています。本剤は1錠中に主成分2mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、飲むべき時間から半日以上経過していたら、1回分を飛ばし、次から規則的に飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、発疹、紅斑、じんま疹、皮膚炎、発熱、かゆみなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・頭痛、鼻や歯ぐきからの出血、手足のあざ [出血(脳出血などの臓器内出血、粘膜出血、皮下出血など)]

・皮膚の表面が赤くなり痛い [皮膚壊死]

・全身けん怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝機能障害、黄疸]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

ニプロ株式会社

薬価

1錠あたり9.8円 ジェネリックを探す

剤形

淡黄色の割線入り錠剤、直径8.0mm、厚さ3.3mm

シート記載

(表)WARFARIN POTASSIUM2mg「NP」、2mg、ワルファリンK、(裏)ワルファリンK2mg「NP」、ワルファリンK、2、HD-373

薬効分類

代謝性医薬品 > 血液・体液用薬 > 血液凝固阻止剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ワルファリンカリウム

この成分で処方薬を探す

YJコード

3332001F4031

レセプト電算コード

621480604

更新日付:2014年02月26日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
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