デノシン点滴静注用500mg

処方薬注射剤

デノシン点滴静注用500mgの基本情報

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作用と効果

サイトメガロウイルスのDNAの複製を阻害することにより、抗ウイルス作用を示します。
通常、後天性免疫不全症候群、臓器移植(造血幹細胞移植も含む)、悪性腫瘍におけるサイトメガロウイルス感染症の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。骨髄抑制がある。

妊娠中、妊娠している可能性がある、授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

初期治療:通常、1日2回、点滴で静脈内に注射します。
維持治療:通常、週に5回または週に7日、点滴で静脈内に注射します。症状をみながら注射の期間を決めていきます。

副作用

主な副作用として、腎機能障害、肝機能障害、貧血、吐き気・嘔吐、頭痛、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・貧血症状、発熱、鼻や歯ぐきからの出血 [骨髄抑制、汎血球減少、再生不良性貧血、白血球減少、好中球減少、貧血、血小板減少]

・腹痛、黒色便、血を吐く [血小板減少に伴う重篤な出血(消化管出血を含む)]

・尿量の減少、むくみ、食欲低下 [腎不全]

・急激な上腹部痛および腰背部の痛み、発熱、吐き気 [膵炎]

・ふるえを伴う急激な高熱、関節痛、筋肉痛 [敗血症などの骨髄障害および免疫系障害に関連する感染症]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

田辺三菱製薬株式会社

薬価

1瓶あたり10975円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 化学療法剤 > 抗ウイルス剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ガンシクロビル

この成分で処方薬を探す

YJコード

6250402F1036

レセプト電算コード

620003761

更新日付:2014年04月22日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

デノシンに関する医師Q&A

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・デノシン点滴静注用500mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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