ハイカムチン注射用1.1mg

処方薬注射剤

ハイカムチン注射用1.1mgの基本情報

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作用と効果

がん細胞のDNAの合成を阻害して、がん細胞の増殖を抑えます。
通常、小細胞肺がん、がん化学療法後に増悪した卵巣がん、小児悪性固形腫瘍、進行または再発の子宮頸がんの治療に用いられます。他の抗がん剤と組み合わせて使用されることがあります。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。骨髄抑制がある、感染症にかかっている、間質性肺炎、放射線肺炎、肺線維症があるまたは既往歴がある、全身衰弱、腎機能障害がある。

妊娠または授乳中、妊娠している可能性がある

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

小細胞肺がん、がん化学療法後に増悪した卵巣がん:通常、1日1回を5日間連日点滴で注射し、少なくとも16日間休薬することを繰り返します。
小児悪性固形腫瘍:通常、他の抗悪性腫瘍剤との併用で、1日1回を5日間連日点滴で注射し、少なくとも16日間休薬することを繰り返します。
進行または再発の子宮頸がん:通常、シスプラチンとの併用で、1日1回を3日間連日点滴で注射し、少なくとも18日間休薬することを繰り返します。

効果を見ながら使用期間を決めています。具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。

吐き気を防止するため、あらかじめ吐き気止めの薬を使用する場合があります。

副作用

主な副作用として、吐き気、嘔吐、食欲不振・食欲減退、脱毛/脱毛症、発熱、易疲労感・疲労、下痢、倦怠感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、すぐに医師の診療を受けてください。

・貧血、発熱、出血傾向 [骨髄抑制]

・腹痛、吐血、下血、黒色便 [消化管出血]

・発熱、から咳、呼吸困難 [間質性肺炎]

・呼吸困難、胸痛、意識障害、咳、局所の疼痛、腫れ [肺塞栓症、深部静脈血栓症]

・泥状または水様の便、激しい腹痛、吐き気、嘔吐、排便の停止、腹痛、腹部膨満感、食欲不振 [高度な下痢、腸管穿孔、腸閉塞]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

日本化薬株式会社

薬価

1瓶あたり6632円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

組織細胞機能用医薬品 > 腫瘍用薬 > 抗腫瘍性植物成分製剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ノギテカン塩酸塩

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YJコード

4240408D1037

レセプト電算コード

620005197

更新日付:2023年08月28日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

ハイカムチンに関する医師Q&A

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ご利用に当たっての注意事項

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ハイカムチン注射用1.1mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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