ヒスタグロビン皮下注用

処方薬注射剤

ヒスタグロビン皮下注用の基本情報

印刷する

アクセスランキング(04月18日更新)

  • 先々週:--位
  • 先週:--位
  • 今週:--位
つぶやく いいね! はてなブックマーク
  • ヒスタグロビン皮下注用の画像
    ヒスタグロビン皮下注用の画像

作用と効果

アレルギー症状の悪化・慢性化を引き起こす好酸球の浸潤を抑える作用、アレルギーの原因となるヒスタミンの放出を抑える作用およびヒスタミンに対する抵抗力を与える作用などを有します。
通常、アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎、アレルギー性皮膚疾患(アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、慢性湿疹)、気管支喘息に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。喘息発作時、月経直前および期間中、著しく衰弱している。

妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は週1~2回、小児は週1回、皮下に注射します。

アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎、アレルギー性皮膚疾患では、3回または6回を目安とし、気管支喘息では6回を目安として注射したあと、効果を見ながらさらに使用期間を決めていきます。

副作用

主な副作用として、蕁麻疹、発疹、喘息発作、一次的な鼻症状の増悪、かゆみ、咳嗽、呼吸困難、くしゃみ発作などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・血圧低下、皮膚や粘膜(特に唇、手足の爪)が青紫色~暗紫色になる、呼吸困難 [ショック]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

この薬は、日本で採血された血液が原料となっています。血液を原料とした製剤であることから、ウイルスを取り除く処理を行っており、現在までにこの注射によるウイルス感染は確認されていません。しかしながら、血液を原料としていることによるウイルス感染などの可能性を完全に否定することはできません。

医薬品情報

製薬会社

日本臓器製薬株式会社

薬価

1瓶あたり1228円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 生物学的製剤 > その他の生物学的製剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ヒスタミン二塩酸塩

この成分で処方薬を探す

人免疫グロブリン

この成分で処方薬を探す

YJコード

6399500D2037

レセプト電算コード

621513701

更新日付:2014年09月09日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

ヒスタグロビンに関する医師Q&A

現在募集中の治験

QLifeでは、次の治験にご協力いただける方を募集しています。

この薬を調べた人は、他にこんな薬を調べています

おすすめの記事

ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、日本臓器製薬株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ヒスタグロビン皮下注用を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
  • ・当サービスによって生じた損害について、株式会社QLife及び、くすりの適正使用協議会、株式会社ネグジット総研ではその賠償の責任を一切負わないものとします。