トレプロスト注射液50mg

処方薬注射剤

トレプロスト注射液50mgの基本情報

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作用と効果

肺の血管を拡げることにより肺動脈の血圧を下げ、血液を流れやすくします。また、同時に肺の血管内で血液が固まりにくくすることにより、血管が詰まらないようにします。
通常、肺動脈性肺高血圧症の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心臓が悪い、肺の血管抵抗が上昇している、肺静脈閉塞性疾患、出血傾向、低血圧、肝機能障害がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、一定の速度で持続して静脈内もしくは皮下に注射します。使用量などは、症状などにあわせて、医師が決めます。必ず指示された使用方法に従ってください。具体的な使用期間については、医師にお聞きください。

この薬の使用方法や使用済みの注射器と注射針の安全な廃棄方法など、十分に理解できるまで説明を受けてください。自己治療を行う際に、入院して、自己治療方法のトレーニングを行い、習得することが必要です。

注射をし忘れた場合は、医師の指示を受けてください。

誤って多く注射した場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、使用を中止したり、量を加減せず、必ず指示された使用方法に従ってください。この薬をやめると状態が悪くなることがあります。

副作用

主な副作用として、潮紅、ほてり、下痢、吐き気、四肢痛、顎痛、頭痛、不眠症、むくみ、倦怠感、めまい、発疹、嘔吐、皮下注射時の注射部位の局所反応(疼痛、紅斑、腫脹、熱感、硬結、かゆみ)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・脱力感、立ちくらみ、めまい、気を失う [血圧低下、失神]

・吐血、嘔吐、腹痛、黒色便、鼻血、皮下注射部位やカテーテル挿入部位からの出血 [出血]

・鼻血、歯ぐきの出血、皮下出血、出血が止まりにくい、発熱、のどの痛み [血小板減少、好中球減少]

・発汗、体重減少、眼球突出、甲状腺のはれ、胸がドキドキする、手のふるえ、不眠 [甲状腺機能亢進症]

・カテーテル挿入部位周辺の皮膚の発赤・熱感、発熱、からだがだるい [血流感染]

・持続皮下注射時の注射部位における痛み、皮膚の赤い発疹、腫れ、熱感 [注射部位の局所反応]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。

この薬を希釈した場合は、48時間以内に使用を終了してください。

この薬を希釈せずに薬液容器に入れた場合は、72時間以内に使用を終了してください。

使い始めたバイアルは30日以内に使用してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

持田製薬株式会社

薬価

1瓶あたり278854円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > 循環器官用薬 > その他の循環器官用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

トレプロスチニル

この成分で処方薬を探す

YJコード

2190416A2020

レセプト電算コード

622349501

更新日付:2023年01月31日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・トレプロスト注射液50mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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