ダウノマイシン静注用20mg

処方薬注射剤

ダウノマイシン静注用20mgの基本情報

印刷する

アクセスランキング(07月26日更新)

  • 先々週:--位
  • 先週:--位
  • 今週:--位
つぶやく いいね! はてなブックマーク
  • ダウノマイシン静注用20mgの画像
    ダウノマイシン静注用20mgの画像

作用と効果

がん細胞のDNAの合成を阻害して、がん細胞の増殖を抑えます。
通常、急性白血病(慢性骨髄性白血病の急性転化を含む)の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心機能異常またはその既往歴がある。肝障害、腎障害、骨髄機能抑制がある。感染症、水痘(みずぼうそう)にかかっている。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、連日あるいは1日おきに3~5回静脈内に注射、または点滴で静脈内に注射し、約1週間様子を見て注射を繰り返します。他の抗悪性腫瘍剤との併用において、成人は2~5回、小児は2~4回、連日あるいは1~6日間をあけて静脈内に注射し、骨髄機能が回復するまで様子を見て注射を繰り返します。

効果を見ながら使用期間を決めていきます。具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。

副作用

主な副作用として、消化管障害、発熱、寒気、倦怠感、胸内苦悶、脱毛、発疹、心不全、頻脈、血管炎、血管痛、肝障害、腎障害などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・むくみ、胸の痛み、からだがだるい [心筋障害、心不全]

・貧血症状、発熱、出血傾向 [骨髄抑制]

・顔面蒼白、冷汗、立ちくらみ [ショック]

・乏尿、全身の著明なむくみ、呼吸困難 [ネフローゼ症候群]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

併用禁忌(禁止)・注意の処方薬をもっと見る(896件)

医薬品情報

製薬会社

Meiji Seika ファルマ株式会社

薬価

1瓶あたり1356円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

組織細胞機能用医薬品 > 腫瘍用薬 > 抗腫瘍性抗生物質製剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ダウノルビシン塩酸塩

この成分で処方薬を探す

YJコード

4235401D1035

レセプト電算コード

620005176

更新日付:2024年06月13日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

ダウノマイシンに関する医師Q&A

現在募集中の治験

QLifeでは、次の治験にご協力いただける方を募集しています。

この薬を調べた人は、他にこんな薬を調べています

おすすめの記事

ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、Meiji Seika ファルマ株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ダウノマイシン静注用20mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
  • ・当サービスによって生じた損害について、株式会社QLife及び、くすりの適正使用協議会、株式会社ネグジット総研ではその賠償の責任を一切負わないものとします。