セトロタイド注射用0.25mg

処方薬注射剤

セトロタイド注射用0.25mgの基本情報

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作用と効果

ゴナドトロピン放出ホルモンの働きを抑えることで、卵胞が十分に発育する前に排卵されることを防止します。
通常、調節卵巣刺激下における早発排卵の防止に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。卵巣、乳房、子宮、下垂体または視床下部に腫瘍がある。診断の確定していない不正出血がある。

妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、卵巣刺激開始6日目から排卵誘発当日まで、1バイアル(セトロレリクスとして0.25mg)を1日1回毎日腹部皮下に注射、もしくは、卵巣の反応に応じて本剤の使用を開始し、最終的な卵胞成熟の誘発まで、1バイアル(0.25mg)を1日1回毎日腹部皮下に注射します。必ず指示された使用方法に従ってください。

在宅自己注射を行う場合、使用方法および安全な廃棄方法について医師の指導を受けてください。在宅自己注射を行う前に、本剤の「在宅自己注射説明書」を必ず読んでください。

添付の注射用水で溶かした液が透明でない場合は注射しないでください。溶かした液を激しく振らないでください。また、添付の注射用水で溶かした後は、すぐに使用してください。

注射する部位は、毎回変更し、連続して同じ部位に注射しないでください。注射針が血管内に入っていないことを確認してください。注射部位をもまないでください。

使い忘れた場合は、気が付いたときにすぐに1回分を使用してください。ただし次に使用する時間が近い場合は、その回は使用せずに次の指示された時間に1回分を使用してください。絶対に2回分を一度に使用してはいけません。

誤って多く注射した場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で注射を止めないでください。

副作用

主な副作用として、注射部位反応(かゆみ、発赤など)、卵巣過剰刺激症候群(吐き気、嘔吐、下腹部の痛み、腹部が張る感じ)、性器出血などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・血圧低下、一時的に意識を失ったり場所・時間・名前などが分からなくなる、咳 [アナフィラキシー]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

使用前は、凍結を避け、2~8℃で光を避けて保存してください。

乳幼児、小児の手の届かないところに保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄には注意が必要なため受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

使用済みの注射針や注射器を再使用しないでください。

使用済みの全器具は、医療機関の指示どおりに廃棄してください。

医薬品情報

製薬会社

メルクバイオファーマ株式会社

薬価

1瓶あたり9057円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > ホルモン剤(抗ホルモン剤を含む。) > その他のホルモン剤(抗ホルモン剤を含む。) 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

セトロレリクス酢酸塩

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YJコード

2499421D1023

レセプト電算コード

628707602

更新日付:2023年10月13日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

セトロタイドに関する医師Q&A

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  • ・セトロタイド注射用0.25mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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