プラケニル錠200mg

処方薬

プラケニル錠200mgの基本情報

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作用と効果

本剤は、主にリソソーム内へのヒドロキシクロロキンの蓄積によるpHの変化とそれに伴うリソソーム内の種々の機能の抑制により、全身性エリテマトーデスおよび限局的な皮膚症状のみを有する皮膚エリテマトーデス患者の皮膚症状の改善ならびに、全身性エリテマトーデス患者の倦怠感などの全身症状および筋骨格系症状を改善します。
通常、皮膚エリトマトーデス、全身性エリテマトーデスの治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。網膜症(ただし、SLE網膜症を除く)あるいは黄斑症またはそれらの既往歴がある。低出生体重児、新生児、乳児または6歳未満である。キニーネに対する過敏症、グルコース-6-リン酸脱水素酵素欠損症、ポルフィリン症、乾癬、肝臓に障害、腎臓に障害、胃腸に障害、神経系障害、血液障害、SLE網膜症がある。眼障害のリスク因子を有している。高齢の人

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、ヒドロキシクロロキン硫酸塩として200mgまたは400mgを1日1回食後に服用投与します。ただし、1日の服用量は下記の理想体重に基づく用量です。
女性患者の理想体重(kg)=(身長(cm)-100)×0.85
男性患者の理想体重(kg)=(身長(cm)-100)×0.9
理想体重が31kg以上46kg未満の場合、1日1回1錠(200mg)を服用します。
理想体重が46kg以上62kg未満の場合、1日1回1錠(200mg)と1日1回2錠(400mg)を1日おきに服用します。
理想体重が62kg以上の場合1日1回2錠(400mg)を服用します。
いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、できるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は1回とばして、次の服薬スケジュール通りに飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は、すぐに医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、下痢、頭痛、中毒性皮疹および蜂巣炎(寒気、高熱)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・霧視、色覚障害、視野狭窄 [網膜症、黄斑症、黄斑変性]

・水疱、皮疹、皮膚潰瘍 [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑、紅皮症(剥脱性皮膚炎)、薬剤性過敏症症候群、急性汎発性発疹性膿疱症、急性熱性好中球性皮膚症]

・発熱、悪寒、感染症 [骨髄抑制(血小板減少症、無顆粒球症、白血球減少症、再生不良性貧血)]

・筋力低下、倦怠感 [ミオパチー、ニューロミオパチー]

・脱力感、高度の空腹感、発汗 [低血糖]

・疲れやすい、吐き気、食欲不振 [肝機能障害]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

旭化成ファーマ株式会社

薬価

1錠あたり402.4円

剤形

白色の錠剤、長径12.9mm、短径6.2mm

シート記載

プラケニル200、sa PLQ 200、Plaquenil 200

薬効分類

代謝性医薬品 > その他の代謝性医薬品 > 他に分類されない代謝性医薬品 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ヒドロキシクロロキン硫酸塩

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YJコード

3999038F1029

レセプト電算コード

622440601

更新日付:2023年01月19日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

プラケニルに関する医師Q&A

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・プラケニル錠200mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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