カプレルサ錠100mg

処方薬

カプレルサ錠100mgの基本情報

印刷する

アクセスランキング(07月26日更新)

  • 先々週:--位
  • 先週:--位
  • 今週:--位
つぶやく いいね! はてなブックマーク
  • カプレルサ錠100mgの画像
    カプレルサ錠100mgの画像

作用と効果

血管内皮増殖因子受容体2(VEGFR-2)、上皮増殖因子受容体(EGFR)およびRearranged During Transfection(RET)の各チロシンキナーゼを標的とするマルチキナーゼ阻害剤です。
通常、根治切除不能な甲状腺髄様癌に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。先天性QT延長症候群がある。

妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は1回3錠(主成分として300mg)を1日1回、服用します。なお、状態により適宜減量されます。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は次の服用時間に1回分を飲んでください。2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、皮膚症状、下痢、高血圧、角膜混濁、疲労などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、すぐに医師の診療を受けてください。

・発熱、から咳、呼吸困難、頭痛、全身倦怠感 [間質性肺疾患]

・胸痛、動悸、胸部不快感、胸部圧迫感、めまい、失神、呼吸困難 [QT間隔延長、心室性不整脈]

・泥状または水様の便 [下痢]

・皮膚表面の炎症(発赤、潰瘍、光線過敏反応) [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑、重度の皮膚障害]

・心臓のポンプとしての機能の低下(動悸、息切れ、むくみ) [心障害]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

併用禁忌(禁止)・注意の処方薬をもっと見る(513件)

医薬品情報

製薬会社

サノフィ株式会社

薬価

1錠あたり7902.2円

剤形

白色の錠剤、直径約8.5mm、厚さ約3.9mm

シート記載

カプレルサ100mg

薬効分類

組織細胞機能用医薬品 > 腫瘍用薬 > その他の腫瘍用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

バンデタニブ

この成分で処方薬を探す

YJコード

4291041F1029

レセプト電算コード

622441001

更新日付:2016年07月01日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

現在募集中の治験

QLifeでは、次の治験にご協力いただける方を募集しています。

この薬を調べた人は、他にこんな薬を調べています

おすすめの記事

ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、サノフィ株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・カプレルサ錠100mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
  • ・当サービスによって生じた損害について、株式会社QLife及び、くすりの適正使用協議会、株式会社ネグジット総研ではその賠償の責任を一切負わないものとします。