アイクルシグ錠15mg

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アイクルシグ錠15mgの基本情報

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作用と効果

チロシンキナーゼに作用してその活性を阻害し、白血病細胞の増殖を抑えます。
通常、前治療薬に抵抗性または不耐容の慢性骨髄性白血病、再発または難治性のフィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心筋梗塞、末梢動脈閉塞性疾患、静脈血栓塞栓症の既往歴がある。心血管系疾患の危険因子(高血圧、糖尿病、脂質異常症など)がある。

妊娠、妊娠している可能性がある、または授乳中。

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は1回3錠(ポナチニブとして45mg)を1日1回服用しますが、状態により適宜減量されます。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、次の日のいつもの時間に1日分を飲んでください。その場合、絶対に2回分(2日分)を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、貧血、高血圧、肝機能障害、頭痛、腹痛、便秘、吐き気、発疹、皮膚乾燥、筋肉痛、関節痛、疲労、発熱などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・胸の痛み、圧迫感、冷汗 [冠動脈疾患]

・頭痛、一時的な意識障害、手足の片側の麻痺 [脳血管障害]

・手足の冷感、手足の痛み、手足のしびれ [末梢動脈閉塞性疾患]

・局所の痛み、浮腫、紅斑 [静脈血栓塞栓症]

・全身倦怠感、食欲不振、皮膚や結膜などの黄染(黄色くなる) [肝機能障害]

・激しい胸の痛み、激しい背中の痛み、激しい腹痛 [動脈解離(大動脈解離)]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

大塚製薬株式会社

薬価

1錠あたり6428.4円

剤形

白色の錠剤、直径6.4mm、厚さ3.2mm

シート記載

アイクルシグ錠、Otsuka、15mg、A5、アイクルシグ錠15mg

薬効分類

組織細胞機能用医薬品 > 腫瘍用薬 > その他の腫瘍用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ポナチニブ塩酸塩

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YJコード

4291048F1020

レセプト電算コード

622483401

更新日付:2024年02月15日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

アイクルシグに関する医師Q&A

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・アイクルシグ錠15mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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