エムプリシティ点滴静注用400mg

処方薬注射剤

エムプリシティ点滴静注用400mgの基本情報

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作用と効果

抗悪性腫瘍剤で、ヒト化IgG1モノクローナル抗体製剤と呼ばれる点滴用注射剤です。骨髄腫細胞上のSLAMF7という膜タンパク質に結合し、ナチュラルキラー細胞との相互作用により、抗腫瘍効果を発揮します。
通常、再発または難治性の多発性骨髄腫の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。

妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

レナリドミドおよびデキサメタゾン併用:通常、成人は点滴で静脈内に注射します。28日間を1サイクルとし、最初の2サイクルは1週間間隔で4回(1、8、15、22日目)、3サイクル以降は2週間間隔で2回(1、15日目)注射します。
ポマリドミドおよびデキサメタゾン併用:通常、成人は点滴で静脈内に注射します。28日間を1サイクルとし、最初の2サイクルは1週間間隔で4回(1、8、15、22日目)、3サイクル以降は4週間間隔(1日目)で注射します。

具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。

副作用

主な副作用として、疲労、下痢、筋痙縮、不眠症、貧血、便秘、末梢性浮腫、発熱、吐き気、無力症などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・発熱、かゆみ、汗の増加、皮膚の吹出もの、さむけ、下痢 [インフュージョンリアクション]

・かぜのような症状、からだがだるい、発熱、嘔吐 [感染症]

・発熱、のどの痛み [リンパ球減少]

・発熱、から咳、息苦しい、息切れ [間質性肺疾患]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

医薬品情報

製薬会社

ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社

薬価

1瓶あたり212305円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

組織細胞機能用医薬品 > 腫瘍用薬 > その他の腫瘍用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

エロツズマブ

この成分で処方薬を探す

YJコード

4291434D2027

レセプト電算コード

622514801

更新日付:2019年11月26日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・エムプリシティ点滴静注用400mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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