ベサノイドカプセル10mg

処方薬

ベサノイドカプセル10mgの基本情報

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作用と効果

血液中の前骨髄球の分化を妨げる遺伝子の働きを抑え、異常に増殖した前骨髄球を減少させます。
通常、急性前骨髄球性白血病の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害、腎障害、ビタミンA過剰症、糖尿病、肥満、アルコール中毒、脂質代謝異常などトリグリセライド血症の素因がある。

妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は1日6~8カプセル〔主成分として60~80mg(45mg/m2)〕を3回に分けて食後服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気がついた時に、1回分を飲んでください。ただし、次の飲む時間が近い場合には1回とばして、次の時間に1回分飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、レチノイン酸症候群、発熱などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・38℃以上の発熱、息苦しい、息切れ、胸の痛み、頭痛、からだがだるい [レチノイン酸症候群]

・発熱、熱感、頭痛、考えがまとまらない、判断力の低下、意識の低下、意識を失って深く眠りこむ、視力の低下、吐き気、おう吐、血を吐く、血の混じった痰、しゃべりにくい、息苦しい、息切れ、胸の痛み、胸をしめつけられる感じ、胸を強く押さえつけた感じ、激しい腹痛、腹がはる、腰痛、手足のまひ、しびれ、片側のまひ、半身不随、はれ、むくみ、下肢の痛み、皮膚や唇、手足の爪が青紫色~暗紫色になる、血が混じった便、出血、知覚のまひ [血栓症(脳梗塞、肺梗塞、動脈血栓症、静脈血栓症など)]

・血管の痛み、紫色のあざ、はれ [血管炎]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

光の当たらないところで湿気を避けて、子どもの手の届かないところに室温(1~30℃)で保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

富士製薬工業株式会社

薬価

1カプセルあたり625.4円

剤形

黄色~帯赤黄色/赤褐色のカプセル剤、長径約10.0mm、短径約7.0mm

シート記載

-

薬効分類

組織細胞機能用医薬品 > 腫瘍用薬 > その他の腫瘍用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

トレチノイン

この成分で処方薬を探す

YJコード

4291006M1034

レセプト電算コード

620005101

更新日付:2016年11月14日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

ベサノイドに関する医師Q&A

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ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、富士製薬工業株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ベサノイドカプセル10mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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