イムノマックス‐γ注100

処方薬注射剤

イムノマックス‐γ注100の基本情報

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作用と効果

がん細胞に直接的に作用して細胞が増えるのを抑えます。また、リンパ球に作用して体の免疫力を高めることで、免疫反応を介して間接的にがん細胞へ傷害を与えます。
通常、腎がんの治療、慢性肉芽腫症にともなう重症感染の頻度と重篤度の軽減、菌状息肉症およびセザリー症候群の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬やワクチンを使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

腎がん(連日使用):通常、成人は1日1回連日、点滴で静脈内に注射します。
腎がん(間欠使用):通常、成人は1日1回5日間、点滴で静脈内に注射して、9日間休薬します。これを2回繰り返した後、1日1回隔日3回、点滴で静脈内に注射して、9日間休薬します。これを2回以上繰り返します。
慢性肉芽腫症にともなう重症感染の頻度と重篤度の軽減:通常、1日1回週に1~3回、皮下に注射します。
菌状息肉症、セザリー症候群:通常、成人は1日1回週に5回、点滴で静脈内に注射します。

症状を見ながら、使用期間を決めていきます。具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。

副作用

主な副作用として、インフルエンザ様症状(発熱、寒気・戦慄、倦怠感)、食欲不振、吐き気、嘔吐、発熱、顔面潮紅、かゆみ、蕁麻疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・発熱、から咳、呼吸困難 [間質性肺炎]

・気分が憂うつでやる気がしない、不安、不眠、倦怠感 [重篤なうつ状態]

・むくみ、息切れ、咳 [心不全]

・のどの痛み、発熱、鼻血や歯ぐきの出血、倦怠感、めまい [白血球減少、血小板減少、汎血球減少]

・口渇、多飲、多尿 [糖尿病]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

「ご家族の方へ」患者さんに重篤なうつ状態があらわれることがありますので、不眠や不安などがあらわれた場合には直ちに医師に連絡してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

共和薬品工業株式会社

薬価

1瓶あたり8699円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 生物学的製剤 > その他の生物学的製剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

インターフェロン ガンマ-1a(遺伝子組換え)

この成分で処方薬を探す

YJコード

6399408F4020

レセプト電算コード

640453025

更新日付:2017年03月01日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している情報は、共和薬品工業株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・イムノマックス‐γ注100を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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