ケイセントラ静注用500

処方薬注射剤

ケイセントラ静注用500の基本情報

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作用と効果

血液凝固第II、VII、IX、X因子を補うことにより、迅速な凝固能回復と止血効果を示します。
通常、ビタミンK拮抗薬使用中の患者さんにおける、急性重篤出血時、または重大な出血が予想される緊急を要する手術・処置の施行時の出血傾向の抑制に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。播種性血管内凝固状態、ヘパリン起因性血小板減少症の既往歴、貧血がある。免疫不全、免疫抑制状態である。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、静脈内に1回注射します。

副作用

主な副作用として、深部静脈血栓症、四肢静脈血栓症、頭痛、心房血栓症などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・めまい、胸痛、下肢の疼痛・浮腫 [血栓塞栓症]

・呼吸困難、血圧低下、蕁麻疹 [ショック、アナフィラキシー]

・あおあざができる、鼻血・歯ぐきの出血、動悸や息切れ [播種性血管内凝固]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

血液を原料とした製剤であることから、感染症を予防するために原料血漿の検査やウイルスの不活化・除去処理をおこなっていますが、ウイルス感染、プリオン感染の可能性を完全に否定することはできません。現在までにこの薬剤が原因とされる感染は報告されていません。

医薬品情報

製薬会社

CSLベーリング株式会社

薬価

1瓶あたり35571円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 生物学的製剤 > 血液製剤類 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

乾燥濃縮人プロトロンビン複合体

この成分で処方薬を探す

YJコード

6343449D1024

レセプト電算コード

622574201

更新日付:2017年09月01日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している情報は、CSLベーリング株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ケイセントラ静注用500を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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