オレンシア点滴静注用250mg[多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎]

処方薬注射剤

オレンシア点滴静注用250mg[多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎]の基本情報

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作用と効果

抗原提示細胞とT細胞間の共刺激シグナルを阻害し、関節リウマチの発症に関与するT細胞の活性化およびサイトカイン産生を抑制します。
通常、既存治療で効果不十分な多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。細菌やウイルスなどによる感染症にかかっている。結核にかかったことがある。間質性肺炎に以前かかったことがある。慢性閉塞性肺疾患のある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、初回注射後、2週、4週に注射し、以後4週間ごとに点滴で静脈内に注射します。1回の点滴時間は30分です。

副作用

主な副作用として、頭痛、血圧上昇、血圧低下、高血圧、上気道感染(鼻咽頭炎を含む)、上気道の炎症、吐き気、口内炎、便秘、胃腸炎、発疹(湿疹、痒疹、紅斑を含む)、口腔咽頭痛、口腔カンジダ、口腔ヘルペス、低体温などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・たん、のどの痛み、鼻みず、鼻づまり、だるさ [重篤な感染症(敗血症、肺炎、気管支炎、蜂巣炎、尿路感染)]

・だるさ、発疹、皮膚のかゆみ、息切れ、息苦しさ [重篤な過敏症(ショック、アナフィラキシー様症状)]

・発熱、から咳、息苦しい、息切れ [間質性肺炎]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

予防接種を受ける場合には、事前に必ず医師に相談してください。

医薬品情報

製薬会社

小野薬品工業株式会社

薬価

1瓶あたり54444円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

代謝性医薬品 > その他の代謝性医薬品 > 他に分類されない代謝性医薬品 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

アバタセプト(遺伝子組換え)

この成分で処方薬を探す

YJコード

3999429D1021

レセプト電算コード

622002901

更新日付:2018年04月16日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

オレンシアに関する医師Q&A

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  • ・オレンシア点滴静注用250mg[多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎]を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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