ドンペリドン坐剤30mg「タカタ」

処方薬ジェネリック

ドンペリドン坐剤30mg「タカタ」の基本情報

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作用と効果

胃・十二指腸のドパミンの働きを抑えて、消化管運動を改善し、吐き気に関与する脳のCTZ(化学受容器引金帯)に作用して、吐き気を抑えます。
通常、小児の周期性嘔吐症、乳幼児下痢症、上気道感染症や薬による消化器症状(吐き気、嘔吐、食欲不振、腹部膨満、腹痛)の改善に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。消化管出血、機械的イレウス、消化管穿孔、プロラクチノーマ、肝障害、腎障害がある。

妊娠中または妊娠している可能性がある、授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、3才以上の小児は1回1個(主成分として30mg)を、1日2~3回直腸内に挿入しますが、年齢・体重・症状により適宜増減されます。必ず指示された使用方法に従ってください。

使い忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く1回分を使用してください。ただし、次の使用時間が近い場合は1回とばして、次の通常の使用時間に1回分を使ってください。絶対に2回分を一度に使用してはいけません。

誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で使用を止めないでください。

副作用

主な副作用として、肝機能障害、女性化乳房、下痢、腹痛、発疹、発汗、眠気などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・顔面浮腫、冷汗、呼吸困難 [ショック、アナフィラキシー様症状]

・動きが遅い、筋肉のこわばり、手足の震え [錐体外路症状]

・意識がうすれる、考えがまとまらない、筋肉が発作的に収縮する状態 [意識障害、けいれん]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

高田製薬株式会社

薬価

1個あたり43.5円 先発薬を探す

剤形

白色~帯黄白色の紡すい形の坐剤、長さ24mm、直径8mm、重さ1.1g

シート記載

ドンペリドン30、30mg「タカタ」、ドンペリドン坐剤

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > 消化器官用薬 > その他の消化器官用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ドンペリドン

この成分で処方薬を探す

YJコード

2399714J2081

レセプト電算コード

621282001

更新日付:2021年11月04日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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