ビムパット点滴静注200mg

処方薬注射剤

ビムパット点滴静注200mgの基本情報

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作用と効果

脳内の神経の過剰な興奮を抑えて安定化させることによって、てんかんの発作を抑制します。
通常、一時的に内服剤を服用できない場合に、てんかんの部分発作の治療、または他の抗てんかん薬と併用して強直間代発作の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害、腎障害がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

内服剤から切り替える場合:
通常、内服剤と同じ回数にて、1回量を30分から60分かけて点滴で静脈内へ注射します。

内服剤に先立ち使用する場合:
成人:通常、成人は1日2回に分け、1回量を30分から60分かけて点滴で静脈内へ注射します。
小児:通常、4歳以上の小児は1日2回に分け、1回量を30分から60分かけて点滴で静脈内へ注射します。

内服剤の服用が可能になった場合は速やかに内服剤に切り替えます。

副作用

主な副作用として、浮動性めまい、頭痛、傾眠、吐き気、嘔吐、疲労、注射部位紅斑、回転性めまい、振戦などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・脈拍の異常、息切れ、気を失う [房室ブロック、徐脈、失神]

・発熱、紅斑、水疱・びらん [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]

・発疹、発熱、リンパ節の膨大 [薬剤性過敏症症候群]

・のどの痛み、頭痛、筋肉痛、発熱 [無顆粒球症]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

[ご家族の方へ]攻撃的になる、死にたいという気持ちになるなどの症状があらわれる可能性について医師から十分に説明を受けて、患者さんのいつもと違う言動や症状に気づいた場合は、医師または薬剤師に申し出てください。

医薬品情報

製薬会社

第一三共株式会社

薬価

1瓶あたり4298円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

神経系及び感覚器官用医薬品 > 中枢神経系用薬 > 抗てんかん剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ラコサミド

この成分で処方薬を探す

YJコード

1139404A1024

レセプト電算コード

622670501

更新日付:2022年11月16日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

ビムパットに関する医師Q&A

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  • ・ビムパット点滴静注200mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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