ロナセンテープ30mg

処方薬

ロナセンテープ30mgの基本情報

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作用と効果

脳内の神経伝達物質(ドパミン、セロトニンなど)のバランスを整えることにより、強い不安や緊張感、意欲の低下などの症状をやわらげます。
通常、統合失調症の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。こん睡状態がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は主成分として40mg、状態に応じて最大80mgを1日1回貼ります。状態により適宜増減されますが、1日最大量は80mgです。胸部、腹部、背部のいずれかに貼り、24時間ごとに貼り替えてください。本剤は1枚中に主成分30mgを含有します。必ず指示された使用方法に従ってください。

皮膚への刺激を避けるため、貼る場所を毎回変えてください。

傷や湿疹・皮膚炎などがある場所は避けて貼ってください。

貼る場所の皮膚を拭き、清潔にしてからテープを貼ってください。貼る場所の水分は十分に取り除いてください。

包装袋は貼る直前に開け、開封後はすぐにテープを貼ってください。

テープをハサミなどで切って使わないでください。

貼り替える時には、先に貼ったテープを除去したことを十分に確認してから、新しいテープを貼ってください。

テープが皮膚から一部はがれて粘着力が弱くなった場合は、サージカルテープなどでテープの縁を押さえてください。

テープが完全にはがれてしまった場合は、再度貼りなおすか、必要に応じて新しいテープを貼ってください。

貼り忘れた場合は、気がついた時点で1回分を貼り替えてください。絶対に2回分を一度に貼ってはいけません。

誤って多く貼った場合は、すぐにテープをはがして医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、貼る枚数を変えたり貼るのを止めたりしないでください。

副作用

主な副作用として、パーキンソン症候群(手足のふるえ、筋肉のこわばり、動きが遅い)、適用部位紅斑(貼った場所が赤くなる)、アカシジア(じっとしていられない)、適用部位そう痒感(貼った場所がかゆくなる)、体重増加などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・高熱、筋肉のこわばり、手足のふるえ [悪性症候群]

・手足の筋肉の痛み、こわばり、しびれ [横紋筋融解症]

・顔、特に口の周囲の絶え間ない不随意運動 [遅発性ジスキネジア]

・食欲不振、吐き気・嘔吐、著しい便秘 [麻痺性イレウス]

・のどが渇く、水を多く飲む、尿の量や回数が多い [高血糖、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄には注意が必要なため受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

住友ファーマ株式会社

薬価

1枚あたり361.5円 ジェネリックを探す

剤形

白色の半透明~微黄色半透明の貼付剤、76.3mm×76.3mm、面積57.9平方センチメートル

シート記載

ロナセンテープ30mg、ロナセンテープ 30

薬効分類

神経系及び感覚器官用医薬品 > 中枢神経系用薬 > 精神神経用剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ブロナンセリン

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YJコード

1179700S2028

レセプト電算コード

622687901

更新日付:2023年01月17日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
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