ハルロピテープ8mg

処方薬

ハルロピテープ8mgの基本情報

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作用と効果

ドパミンD2受容体を刺激することにより抗パーキンソン病作用を示し、ふるえ、筋肉のこわばり、動作が遅くなる、姿勢障害などの症状を改善します。
通常、パーキンソン病の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。幻覚、妄想などの精神症状または既往歴がある。心臓に障害または既往歴がある。低血圧症。腎臓に障害がある。肝臓に障害がある。

妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は主成分として1日1回8mgから使用を始め、1週間以上の間隔で1日に8mgずつ増量されます。いずれの場合も1日1回、胸部、腹部、わき腹(側腹部)、太もも(大腿部)または上腕部のいずれかの皮膚に貼付し、24時間毎に貼り替えます。年齢・症状により適宜増減されますが、主成分として1日量64mgを超えることはありません。本剤は1枚中に主成分を8mg含有します。必ず指示された使用方法に従ってください。

新しい薬を貼る前に、必ず前回の薬をはがしてください。

貼るときまで包装袋をやぶらないでください。開封後は速やかに貼ってください。

タオルなどで汗などの水分を十分取り除いた後、傷口や皮膚に異常がある場所を避けて貼ってください。

貼り替える時は、前回貼った場所は避けてください。

入浴時間を考え、毎日1回、同じ時間に貼り替えてください。

はがれた場合は、新しい薬を貼ってください。また、次の貼り替え予定時間には新たな本剤に貼り替えてください。

貼っている場所に電気パッド、電気毛布、カイロ、加温ウォーターベッド、赤外線灯、湯たんぽ、こたつなどの熱源が接しないようにしてください。集中的な日光浴、サウナも控えてください。

貼り忘れた場合は、気がついたときにできるだけ早く1回分を貼ってください。以後は次の通常の貼り替え時間に貼り替えてください。絶対に2回分を一度に貼ってはいけません。

誤って多く貼った場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、貼るのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、貼付部の紅斑、貼付部のかゆみ、傾眠、吐き気、便秘、ジスキネジア(口の周囲の持続的不随意運動(舌を動かしたり、出し入れしたり、絶えず噛むような口の動きなど))などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、すぐに医師の診療を受けてください。

・突然の耐えがたい眠気、非常に眠くなり刺激がないと眠ってしまう [突発的睡眠、極度の傾眠]

・実際には存在しないものを存在するかのように感じる、根拠が無いのに、あり得ないことを考えてしまう、注意力が散漫になる [幻覚、妄想、興奮、錯乱、せん妄]

・高熱、手足のふるえ、体のこわばり、ぼーっとする [悪性症候群]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。

他人にこの薬を渡すことは絶対にしないでください。

使い終わった薬は粘着面を内側にして、ふたつに折りたたんだ後、乳幼児、小児の手の届かない所に廃棄してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄には注意が必要なため受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

協和キリン株式会社

薬価

1枚あたり337.3円 ジェネリックを探す

剤形

淡褐色~褐色のテープ剤、23.2mm×23.2mm

シート記載

HP3210T

薬効分類

神経系及び感覚器官用医薬品 > 中枢神経系用薬 > 抗パーキンソン剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ロピニロール塩酸塩

この成分で処方薬を探す

YJコード

1169701S1020

レセプト電算コード

622687201

更新日付:2022年08月08日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ハルロピテープ8mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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