デスモプレシン点鼻液0.01%協和

処方薬

デスモプレシン点鼻液0.01%協和の基本情報

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作用と効果

脳の下垂体から分泌されて、尿量を調節する抗利尿ホルモン「バソプレシン」と同じような働きを持ちます。腎の尿細管における水の再吸収を促して尿を濃縮し、バソプレシン不足により大量の尿が出るのを防ぐ点鼻薬です。
通常、中枢性尿崩症の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。高血圧、冠動脈血栓症、狭心症、下垂体前葉不全、鼻疾患(以前かかった人を含む)がある。がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、小児は1回0.025~0.05mL(主成分として2.5~5μg)を、成人は1回0.05~0.1mL(主成分として5~10μg)を1日1~2回付属のチューブを使って鼻腔内に投与します。飲水量、尿量、尿比重、尿浸透圧により適宜増減されます。必ず指示された使用方法に従ってください。

中ぶたを切り取る時は、ハサミなどを使わず、必ず指でひねり取ってください。また、点鼻液を使用する前には吸収を安定させるため鼻をかんでから使用してください。別にお渡しする説明書に従って、早く、確実に使用できるようにしてください。

使い忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く使用してください。1日2回投与の場合は、次の使用まで最低でも6時間程度あけてください。絶対に2回分を一度に使用してはいけません。

誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で使用するのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、頭痛、吐き気・嘔吐、浮腫、鼻粘膜刺激、水中毒(低ナトリウム血症)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・全身がだるい、頭痛、吐き気 [水中毒]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、保管してください。容器の先端(チート)に薬液がたまっていないことを確認し、半透明の予備キャップをしっかり閉めてから、茶色の保護キャップをして、凍結を避けて冷蔵庫に立てて保存してください。

携帯する時には、冷蔵庫から出し薬液を室温に戻してから、バッグなどに立てた状態で入れ携帯してください。(ポケットなど、体温が直接伝わるところに入れると薬液がもれることがあります。また室温に戻す時は、最初に容器の先端部分(チート)に薬液がたまっていないことを確認し、予備キャップをはずして室内で20~30分ほど放置するか、手のひらで1分間ほど握り締めて暖めてください。暖め終わったら、再び予備キャップと茶色の保護キャップをしてください。)

旅行などでこの薬を携行する場合には、高温の場所はさけて、極力温度差の少ない場所に保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については、薬を受け取った薬局や医療機関に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

フェリング・ファーマ株式会社

薬価

1瓶あたり5253.5円 ジェネリックを探す

剤形

無色透明の点鼻液剤

シート記載

(ラベルの記載)デスモプレシン点鼻液協和

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > ホルモン剤(抗ホルモン剤を含む。) > 脳下垂体ホルモン剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

デスモプレシン酢酸塩水和物

この成分で処方薬を探す

YJコード

2419700Q1035

レセプト電算コード

620515101

更新日付:2020年05月19日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・デスモプレシン点鼻液0.01%協和を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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