グリセリン浣腸液50%「ケンエー」(60mL)

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グリセリン浣腸液50%「ケンエー」(60mL)の基本情報

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作用と効果

直腸壁からの水分吸収に伴う刺激で腸管の蠕動を促進させたり、便を軟化・膨潤させたりすることで、糞便を排泄させます。
通常、便秘、腸疾患時の排便に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腸管内出血、腹腔内炎症、腸管穿孔またはそのおそれ、全身衰弱、下部消化管術直後、急性腹症(吐き気・嘔吐、激しい腹痛)の疑いがある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、1回10~150mLを直腸内に注入しますが、年齢や症状により適宜増減されます。本剤は1容器に60mL入っています。必ず指示された使用方法に従ってください。

浣腸方法
1.本剤をそのままお湯(約40℃:体温程度)で温め、2.指示通りに、浣腸液をゆっくりと直腸内に注入後、挿入部を静かに抜いて、肛門部を脱脂綿などで圧迫します。3.通常3~10分後、便意が強まってから排便してください。

注入に際し、直腸粘膜を傷つけることがあるので、慎重に使用してください。

高齢者は少量から開始するなど慎重に使用してください。

使い忘れた場合は気がついたときに使用してください。2回分を一度に使用してはいけません。

誤って多く使った場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で使用するのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、発疹、腹痛、血圧変動などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

該当する記載事項はありません。

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医薬品情報

製薬会社

健栄製薬株式会社

薬価

1個あたり131.7円

剤形

無色澄明の浣腸剤

シート記載

-

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > 消化器官用薬 > 下剤,浣腸剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

グリセリン

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YJコード

2357701K6239

レセプト電算コード

620485302

更新日付:2020年06月29日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

グリセリンに関する医師Q&A

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  • ・グリセリン浣腸液50%「ケンエー」(60mL)を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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