ピコスルファートナトリウム顆粒1%「ゼリア」

処方薬ジェネリック

ピコスルファートナトリウム顆粒1%「ゼリア」の基本情報

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作用と効果

大腸の細菌そうの酵素で加水分解され、大腸粘膜を刺激して、便通をよくする作用を示します。
通常、各種便秘症、術後排便補助、造影剤(硫酸バリウム)投与後の排便促進、手術前における腸管内容物の排除、大腸検査(X線・内視鏡)前処置における腸管内容物の排除に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。急性腹症の疑い、腸管の閉塞やその疑い、便秘気味、一人で服用する可能性がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

各種便秘症:通常、成人は1日1回0.5~0.75g(主成分として5.0~7.5mg)を服用します。小児は1日1回、次の基準で服用します。6ヵ月以下:0.1g(1.0mg)、7~12ヵ月:0.15g(1.5mg)、1~3歳:0.3g(3.0mg)、4~6歳:0.35g(3.5mg)、7~15歳:0.5g(5.0mg)。
術後排便補助
:通常、成人は1日1回0.5~0.75g(主成分として5.0~7.5mg)を服用します。
造影剤(硫酸バリウム)投与後の排便促進
:通常、成人は0.3~0.75g(主成分として3.0~7.5mg)を服用します。
手術前における腸管内容物の排除
:通常、成人は0.7g(主成分として7.0mg)を服用します。
大腸検査(X線・内視鏡)前処置における腸管内容物の排除
:通常、成人は検査予定時間の10~15時間前に15g(主成分として150mg)を服用し、水を十分に飲んでください。
いずれも年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。

大腸検査前の腸管内容物の排除目的で服用する場合は、前日もしくは当日排便の有った場合のみ、服用してください。また、副作用があらわれた場合に対応が困難なことがあるので、自宅で服用する場合、一人での服用は避けてください。

飲み忘れた場合は、すぐに飲まないで、指示された時間に飲んでください。2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、腹痛、嘔吐、腹部膨満感、下痢、発疹、蕁麻疹、めまい、一過性の意識消失などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・排便の停止、激しい腹痛、吐き気、嘔吐 [(大腸検査前処置の場合)腸閉塞、腸管穿孔]

・急激な腹痛、便に血が混じる、発熱、吐き気 [(大腸検査前処置の場合)虚血性大腸炎]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医薬品情報

製薬会社

ゼリア新薬工業株式会社

薬価

1gあたり16円 先発薬を探す

剤形

白色~類白色の顆粒剤

シート記載

ピコスルファートナトリウム顆粒1%「ゼリア」、NS284、0.5g

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > 消化器官用薬 > 下剤,浣腸剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ピコスルファートナトリウム水和物

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YJコード

2359005D1128

レセプト電算コード

620488102

更新日付:2021年02月08日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

ピコスルファートナトリウムに関する医師Q&A

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ピコスルファートナトリウム顆粒1%「ゼリア」を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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