マグコロール散68%分包100g

処方薬

マグコロール散68%分包100gの基本情報

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作用と効果

塩類下剤で、腸管内に水分を貯留することにより、瀉下作用を発現し腸管内洗浄効果を示します。
通常、大腸検査(X線・内視鏡)前処置における腸管内容物の排除、腹部外科手術時における前処置用下剤として用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。消化管閉塞または疑い、硬結便、急性腹症の疑い、腎障害、中毒性巨大結腸症、心機能障害、高マグネシウム血症、胃切除の既往、腹部外科手術の既往、腸管狭窄、腸管憩室がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

大腸X線検査前処置、腹部外科手術時における前処置、大腸内視鏡検査前処置(高張液):本剤50g(主成分として34g)を水に溶かして全量約180mLとし、通常、成人は1回144~180mLを検査予定時間の10~15時間前に飲みますが、年齢・症状により適宜増減されます。
大腸内視鏡検査前処置(等張液)
:本剤100g(主成分として68g)を水に溶かして、全量約1,800mLとして、通常、成人は1回1,800mLを検査予定時間の4時間以上前に200mLずつ約1時間かけて飲みます。
年齢・症状により適宜増減されますが、1回2,400mLを越えることはありません。
本剤は1包100gです。いずれの場合も、必ず指示された溶かし方、飲み方に従ってください。

自宅で飲む場合は、副作用があらわれた時の対応がとれるよう、付き添いの人がいる場所で飲んでください。飲む前日あるいは飲む前に排便がない場合は、医師または薬剤師に相談してください。

等張液を飲む場合は、コップ1杯(約200mL)ずつゆっくり飲んでください。

高張液を飲む場合は、脱水状態を防止し、薬の効きめを良くするために、検査準備表の指示に従い十分に水分をとってください。

飲んでいる途中、もしくは飲み終わった後に吐き気、嘔吐、腹痛、めまい、ふらつきなどの症状が出たときは、直ちに受診してください。

高齢者の方は特に時間をかけて飲んでください。

以前に胃を切除したことがある人は、一口ずつ時間をかけて飲んでください。

全量飲んでも排便がない場合には、医師または薬剤師に連絡してください。

飲み忘れた場合は、検査や手術ができない場合がありますので、医師または薬剤師の指示に従ってください。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、腹部膨満感、腹痛、嘔気、嘔吐、倦怠感、めまい、ふらつきなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・腹痛、腹部膨満感、嘔吐 [腸管穿孔、腸閉塞]

・腹痛、血便、嘔吐 [虚血性大腸炎]

・徐脈、筋肉に力が入らない、意識がぼんやりして睡眠に近い状態 [高マグネシウム血症]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

堀井薬品工業株式会社

薬価

1包あたり769.1円

剤形

やや黄色を帯びた白色の散剤

シート記載

-

薬効分類

治療を主目的としない医薬品 > 診断用薬(体外診断用医薬品を除く。) > X線造影剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

クエン酸マグネシウム

この成分で処方薬を探す

YJコード

7213005B2024

レセプト電算コード

622841201

更新日付:2021年01月15日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

マグコロールに関する医師Q&A

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・マグコロール散68%分包100gを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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