イロクテイト静注用4000

処方薬注射剤

イロクテイト静注用4000の基本情報

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作用と効果

血液凝固第VIII因子を補うことにより、出血傾向を抑えます。
通常、血液凝固第VIII因子が欠乏している人の出血傾向の抑制に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

添付の溶解液全量で溶解し、数分かけて緩徐に静脈内に注射します。通常、1回10~30国際単位/kgを注射しますが、状態により適宜増減されます。定期的に注射する場合は、通常1日目に25国際単位/kg、4日目に50国際単位/kgから開始し、以降は状態に応じて25~65国際単位/kgを3~5日の範囲で適宜調節されます。週1回の場合は、65国際単位/kgを注射します。本剤は1バイアル中に主成分4,000国際単位を含有します。必ず指示された使用方法に従ってください。

溶解した液は室温(30℃まで)で6時間保存することができます。6時間以内に使用し、6時間を超えた場合は廃棄してください。

使用者(患者)が希望した場合には、本人が一定の基準を満たしていることを担当の医師が確認した後自己投与(自己注射)を行うことができます。

自分自身または家族に注射してもらうときの詳しい使用方法は、「イロクテイトの溶解方法」を参照してください。医師の説明を十分に聞いて、理解できないところがあれば、そのままにしないで必ず医師に相談してください。

注射し忘れた場合は医師や薬剤師、看護師に相談してください。絶対に2回分を一度に使用してはいけません。

誤って多く注射した場合は医師や薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で注射するのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、倦怠感、関節痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・蕁麻疹、寒気、血管浮腫 [ショック、アナフィラキシー関連事象]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで保管してください。光、凍結を避け冷蔵庫で保管することが望ましいですが、室温(30℃まで)で保管することもできます。その場合は薬の使用期限を超えない範囲で6ヵ月以内に使用し、再び冷蔵庫に戻さないでください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医薬品情報

製薬会社

サノフィ株式会社

薬価

1瓶あたり295699円

剤形

白色~灰白色の凍結乾燥した注射用剤

シート記載

-

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 生物学的製剤 > 血液製剤類 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

エフラロクトコグアルファ遺伝子組換え

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YJコード

6343442D8027

レセプト電算コード

622682501

更新日付:2022年03月29日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、サノフィ株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・イロクテイト静注用4000を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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