フェソロデックス筋注250mg

処方薬注射剤

フェソロデックス筋注250mgの基本情報

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作用と効果

エストロゲン受容体(ER)の分解を促進し、エストロゲンのERへの結合を阻害することにより乳癌細胞の増殖を抑えると考えられています。
通常、乳癌の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。

妊娠または授乳中、妊娠している可能性がある。

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、左右の臀部の筋肉内に注射します。初回、2週後、4週後、その後は4週ごとに注射します。閉経前乳癌の場合は、他の注射剤(LH-RHアゴニスト)と他の抗悪性腫瘍剤と併用します。
効果を見ながら長期間使用する場合があります。

副作用

主な副作用として、注射部位の反応(硬結、痛み、出血、血腫、膿瘍など)、ほてりなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・疲れやすい、体がだるい、力が入らない、吐き気、食欲不振 [肝機能障害]

・胸の痛み、突然の息切れ、下肢の痛み・はれ [血栓塞栓症]

・注射した部位のびらん、潰瘍形成、黒褐色調の変色 [注射部位の壊死、潰瘍]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

アストラゼネカ株式会社

薬価

1筒あたり38401円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

組織細胞機能用医薬品 > 腫瘍用薬 > その他の腫瘍用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

フルベストラント

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YJコード

4291421G1020

レセプト電算コード

622101401

更新日付:2024年04月12日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している情報は、アストラゼネカ株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・フェソロデックス筋注250mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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