ジアゼパム注射液10mg「NIG」

処方薬注射剤

ジアゼパム注射液10mg「NIG」の基本情報

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作用と効果

脳内のベンゾジアゼピン受容体にはたらき、神経細胞の興奮を抑える作用を示します。主に不安・緊張などを取り除くはたらきやけいれんを抑えるはたらきがあります。
通常、不安・緊張を示す精神疾患や状態のほか、てんかん様重積状態・有機リン中毒・カーバメート中毒における痙攣の抑制に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。急性閉塞隅角緑内障、重症筋無力症がある。急性アルコール中毒がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、筋肉内または静脈内に注射します。症状を見ながら追加注射することがあります。

副作用

主な副作用として、眠気、発疹、ふらつき、黄疸、血圧低下、吐き気、嘔吐、倦怠感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・薬を中止すると手足が震え、不眠、不安 [薬物依存]

・呼吸困難、呼吸が浅く速くなり、呼吸をしにくい [舌根の沈下による上気道閉塞、呼吸抑制]

・意識が乱れ正常な思考ができなくなる、考えがまとまらない、時間や場所などが判らない [刺激興奮、錯乱]

・顔面蒼白、冷汗、意識消失 [循環性ショック]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

日医工株式会社

薬価

1管あたり83円 ジェネリックを探す

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

神経系及び感覚器官用医薬品 > 中枢神経系用薬 > 催眠鎮静剤,抗不安剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ジアゼパム

この成分で処方薬を探す

YJコード

1124402A2070

レセプト電算コード

620055604

更新日付:2022年08月22日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ジアゼパム注射液10mg「NIG」を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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