エボルトラ点滴静注20mg

処方薬注射剤

エボルトラ点滴静注20mgの基本情報

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作用と効果

抗がん剤の中の代謝拮抗剤と呼ばれるグループに属する薬で、DNAの合成を阻害することにより、がん化したリンパ球の増殖を抑えます。
通常、再発または難治性の急性リンパ性白血病の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある、腎臓や肝臓に障害がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、1日1回2時間以上かけて点滴で静脈内に注射します。これを5日間連日注射し、少なくとも9日間休薬します。これを1クールとして繰り返します。
症状を見ながら使用期間を決めていきます。

副作用

主な副作用として、吐き気、嘔吐、食欲減退、頭痛、発熱などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・からだがだるい、関節の痛み、全身の赤い斑点と破れやすい水ぶくれ(水疱) [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]

・発熱、息切れ、出血がとまりにくい [骨髄抑制]

・吐き気、食欲不振、かゆみ [肝不全、肝機能障害、黄疸、静脈閉塞性肝疾患]

・かぜのような症状、からだがだるい、発熱 [感染症]

・脇腹の痛み、血尿 [腫瘍崩壊症候群]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

サノフィ株式会社

薬価

1瓶あたり146926円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

組織細胞機能用医薬品 > 腫瘍用薬 > 代謝拮抗剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

クロファラビン

この成分で処方薬を探す

YJコード

4229403A1022

レセプト電算コード

622250601

更新日付:2022年08月09日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・エボルトラ点滴静注20mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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