ゾラデックス3.6mgデポ[前立腺癌]

処方薬注射剤

ゾラデックス3.6mgデポ[前立腺癌]の基本情報

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作用と効果

下垂体に作用してホルモン分泌を抑えます。その結果、精巣ではテストステロンの分泌を抑制して前立腺がん細胞の増殖を抑えます。卵巣ではエストラジオールの分泌を抑制して乳がん細胞の増殖を抑えます。
通常、前立腺癌、閉経前乳癌の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎障害がある、易出血状態である。

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、4週(28日)ごとに1回、前腹部の皮下に注射します。

効果を見ながら長期間使用する場合があります。

注射をする前に、注射部位の痛みを軽減するため、局所麻酔をする場合があります。

副作用

主な副作用として、体のほてり、注射部位の反応(出血、血腫、膿瘍、硬結、痛み)、性欲減退などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・からだがだるい、ふらつき、意識の低下 [アナフィラキシー]

・発熱、から咳、息苦しい、息切れ [間質性肺炎]

・白目が黄色くなる、吐き気、食欲不振、皮膚が黄色くなる [肝機能障害、黄疸]

・尿がでにくい、尿がでない、骨が痛い、背中が痛い、手足のしびれ [前立腺癌随伴症状の増悪]

・体重が減る、のどの渇き、水を多く飲む、尿の量が増える [糖尿病の発症または増悪]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

アストラゼネカ株式会社

薬価

1筒あたり24627円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > ホルモン剤(抗ホルモン剤を含む。) > その他のホルモン剤(抗ホルモン剤を含む。) 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ゴセレリン酢酸塩

この成分で処方薬を探す

YJコード

2499406G1025

レセプト電算コード

642490105

更新日付:2022年08月01日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

ゾラデックスに関する医師Q&A

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ゾラデックス3.6mgデポ[前立腺癌]を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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