サルプレップ配合内用液

処方薬

サルプレップ配合内用液の基本情報

印刷する

アクセスランキング(04月27日更新)

  • 先々週:--位
  • 先週:--位
  • 今週:--位
つぶやく いいね! はてなブックマーク
  • サルプレップ配合内用液の画像
    サルプレップ配合内用液の画像

作用と効果

内服の腸管洗浄剤であり、腸管の内容物の排除・洗浄効果を示します。
通常、大腸内視鏡検査時の前処置における腸管内容物の排除に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
胃腸管閉塞症、腸閉塞の疑い、腸管穿孔、胃排出不全、中毒性巨大結腸症、腎機能障害、便秘、腸管憩室、腹部手術後、嚥下困難、狭心症、心筋梗塞、炎症性腸疾患、糖尿病、痙攣発作を起こしたことがある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

検査当日の場合:通常、成人は本剤1本(480mL)を30分かけて服用し、その後、水またはお茶約1Lを1時間かけて飲用します。排泄液が透明になるまで本剤1/2本(240mL)あたり15分かけて服用し、服用後に水またはお茶約500mLを飲用します。本剤の服用量は合計2本(960mL)までとします。なお、検査前日の夕食後は絶食(水分摂取は可)とし、検査開始予定時間の約3時間以上前から服用を開始します。
検査前日と当日に分ける場合:通常、成人は検査前日に、本剤1本(480mL)を30分かけて服用し、その後、水またはお茶約1Lを1時間かけて飲用します。検査当日は、検査開始予定時間の約2時間以上前から、排泄液が透明になるまで本剤1/2本(240mL)あたり15分かけて服用し、服用後に水またはお茶約500mLを飲用します。本剤の服用量は前日から合計2本(960mL)までとします。なお、検査前日の夕食は服用開始の3時間以上前に終了し、夕食後は絶食(水分摂取は可)とします。
必ず指示された服用方法に従ってください。

排便や腹痛などの状況を確認しながら、服用してください。本剤480mLを服用しても排便がない場合には、腹痛、吐き気、嘔吐のないことを必ず確認した上で次の服用を行ってください。

飲んでいる時に、腹痛、吐き気、嘔吐、顔が青ざめる、めまい、寒気、じんましん、息苦しさ、顔のむくみなどがあらわれた場合には、服用を中止し、直ちに医師または薬剤師に連絡してください。服用後にこれらの症状があらわれた場合にも、直ちに医師または薬剤師に連絡してください。

自宅で服用する場合は、副作用があらわれた時の対応がとれるように、ご家族などがいる場所で服用してください。

服用前日および当日いずれも通常程度の排便がない場合は、医師または薬剤師に相談してください。

脱水を避けるため、口が渇く場合には本剤を服用中でも水またはお茶を飲用してください。高齢の方など特に脱水を起こすおそれがある方は、本剤を服用前や後にも、積極的に水またはお茶を飲用してください。

飲み忘れた場合は担当の医師または薬剤師に相談してください。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、吐き気、嘔吐、腹部不快感、腹部膨満、胃食道逆流性疾患、寒気、発熱などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・顔面蒼白、血圧低下、嘔吐 [ショック、アナフィラキシー]

・腹痛、腹部膨満感、嘔吐 [腸管穿孔、腸閉塞、鼡径ヘルニア嵌頓]

・意識障害、けいれん、嘔吐 [低ナトリウム血症]

・急激な腹痛、発熱、血便 [虚血性大腸炎]

・吐き気・嘔吐、吐血、血便 [マロリー・ワイス症候群]

・気を失う、意識がなくなる、血圧低下 [失神、意識消失]

・息苦しい、吐き気、脱力感 [高マグネシウム血症]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

併用禁忌(禁止)・注意の処方薬をもっと見る(61件)

医薬品情報

製薬会社

富士製薬工業株式会社

薬価

1瓶あたり983.5円

剤形

無色澄明の液剤

シート記載

経口腸管洗浄剤、サルプレップ配合内用液

薬効分類

治療を主目的としない医薬品 > その他の治療を主目的としない医薬品 > 他に分類されない治療を主目的としない医薬品 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

無水硫酸ナトリウム

この成分で処方薬を探す

硫酸カリウム

この成分で処方薬を探す

硫酸マグネシウム水和物

この成分で処方薬を探す

YJコード

7990104S1029

レセプト電算コード

622843201

更新日付:2022年10月18日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

サルプレップに関する医師Q&A

現在募集中の治験

QLifeでは、次の治験にご協力いただける方を募集しています。

この薬を調べた人は、他にこんな薬を調べています

おすすめの記事

ご利用に当たっての注意事項

  • ・掲載している情報は、富士製薬工業株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・サルプレップ配合内用液を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
  • ・当サービスによって生じた損害について、株式会社QLife及び、くすりの適正使用協議会、株式会社ネグジット総研ではその賠償の責任を一切負わないものとします。