ラジカット内用懸濁液2.1%

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ラジカット内用懸濁液2.1%の基本情報

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作用と効果

有害なフリーラジカルを消去することにより運動神経細胞などの酸化による傷害を抑え、運動神経を保護します。
通常、筋萎縮性側索硬化症(ALS)における機能障害の進行抑制に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎機能障害、感染症、肝機能障害、心疾患がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は1回5mL(主成分として105mg)を1日1回、空腹時に服用します。通常、本剤服用期と休薬期を組み合わせた28日間を1クールとし、これを繰り返します。第1クールは14日間連日服用する服用期の後14日間休薬し、第2クール以降は14日間のうち10日間服用する服用期の後14日間休薬します。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲む前にボトルをよく振って、ボトルの底に固まりがないことを確認してください。ボトルの底に固まりがあった場合、薬液が完全に混ざるまで繰り返しよく振ってください。

付属の経口投与用シリンジを用いてはかってください。

口から飲む時は、付属の経口投与用シリンジから直接飲んでください。他の容器に移し替えて飲まないでください。

口から飲むことが難しい場合、経鼻胃管または胃瘻チューブから投与することもできます。薬液投与後は、チューブに残る薬液を、30mL以上の水で再度投与します。空腹時[8時間の絶食後(起床時など)]に投与してください。

8時間の絶食ができない場合は、直前に摂取した食事の種類が低脂肪食では4時間以上、軽食(栄養剤など)では2時間以上あけて、服用前に必要な絶食時間を確保した上で投与してください。

服用後少なくとも1時間は水以外の飲食は避けてください。

飲み忘れた場合は、気がついた後、空腹時に1回分を飲んでください。ただし、次の服用時間が近い場合は忘れた分は飲まないでおき、次回の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、肝障害(全身けん怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる)、腎機能障害(尿量の減少、むくみ)、下痢、倦怠感、発熱、発疹、発赤、腫脹、膨疹、かゆみ、紅斑などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・尿量の減少、むくみ、けん怠感 [急性腎障害、ネフローゼ症候群]

・全身けん怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [劇症肝炎、肝機能障害、黄疸]

・鼻血・歯ぐきの出血、発熱、のどの痛み [血小板減少、顆粒球減少]

・あおあざができる、鼻血・歯ぐきの出血、動悸や息切れ [播種性血管内凝固症候群]

・発熱、咳、呼吸困難 [急性肺障害]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで保管してください。

ボトル開封前は冷蔵(2~8℃)で、ボトル開封後は室温で保存してください。また使用後は必ずキャップをしっかり閉めて、まっすぐ立てて保存してください。

ボトル開封後は15日以内に使用してください。15日以内に使用しなかった場合は保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

田辺三菱製薬株式会社

薬価

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剤形

白色の経口液剤

シート記載

ラジカット内用懸濁液2.1%

薬効分類

神経系及び感覚器官用医薬品 > 中枢神経系用薬 > その他の中枢神経系用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

エダラボン

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YJコード

1190032S1021

レセプト電算コード

622931201

更新日付:2024年01月12日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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