リブタヨ点滴静注350mg

処方薬注射剤

リブタヨ点滴静注350mgの基本情報

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作用と効果

抗悪性腫瘍剤でヒト型抗ヒトPD-1モノクローナル抗体製剤と呼ばれる薬で、T細胞(免疫細胞)の受容体(PD-1)とがん細胞の作る物質(PD-L1およびPD-L2)の結合を阻害し、T細胞の増殖や活性化を増強することで、腫瘍の増殖を抑えます。
通常、子宮頸癌の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、30分かけて点滴で静脈内に注射します。3週間毎に繰り返します。症状を見ながら使用期間を決めていきます。

副作用

主な副作用として、疲労、吐き気、無力症、貧血、食欲減退、下痢、便秘、腹痛、かゆみ、関節痛、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・咳、息切れ、息苦しい [間質性肺炎]

・まぶたが重い、まぶたが下がる、物がだぶって見える [重症筋無力症]

・発熱、粘膜のただれ、関節や喉の痛み [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑]

・息苦しい、意識が朦朧とする、意識を失う [インフュージョンリアクション]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

医薬品情報

製薬会社

サノフィ株式会社

薬価

-

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

組織細胞機能用医薬品 > 腫瘍用薬 > その他の腫瘍用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

セミプリマブ(遺伝子組換え)

この成分で処方薬を探す

YJコード

4291466A1024

レセプト電算コード

629922701

更新日付:2023年03月22日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

リブタヨに関する医師Q&A

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・リブタヨ点滴静注350mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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