イソバイドシロップ70%

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イソバイドシロップ70%の基本情報

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作用と効果

血漿浸透圧を高めることで、脳圧降下作用、利尿作用、眼圧降下作用、耳の内リンパ圧降下作用を示します。
通常、脳腫瘍・頭部外傷による脳圧亢進時の脳圧降下、腎・尿管結石時の利尿、緑内障の眼圧降下や、メニエール病の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。頭蓋内血腫がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

脳圧降下、利尿、眼圧降下:通常、成人は1日70~140mL(主成分として49~98g)を2~3回に分けて服用します。症状により適宜増量されます。
メニエール病
:1日体重当り1.5~2.0mL/kg(主成分として1.05~1.4g)を標準用量とし、通常、成人は1回30~40mL(21~28g)を1日3回食後に服用します。症状により適宜増減されます。
服用しにくい場合は、冷水で2倍程度に薄めて服用してください。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合には、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、吐き気、下痢、嘔吐、食欲不振、不眠、頭痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・発疹、呼吸困難、動悸 [ショック、アナフィラキシー]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。

開封後は密栓し冷所に保管してください。

保管条件により、多少色調に変化がみられることがありますが、薬の効果には影響ありません。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

医薬品情報

製薬会社

興和株式会社

薬価

1mLあたり3.2円 ジェネリックを探す

剤形

無色~淡黄褐色の液剤

シート記載

-

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > 循環器官用薬 > 利尿剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

イソソルビド

この成分で処方薬を探す

YJコード

2139001S1060

レセプト電算コード

622065501

更新日付:2023年04月18日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している情報は、興和株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・イソバイドシロップ70%を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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