オンボー点滴静注300mg

処方薬注射剤

オンボー点滴静注300mgの基本情報

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作用と効果

ヒト化抗ヒトインターロイキン(IL)-23p19モノクローナル抗体製剤で、炎症にかかわるヒトIL-23のp19に結合し、IL-23の働きを抑えることにより、症状を改善します。
通常、中等症から重症の潰瘍性大腸炎の寛解導入療法(既存治療で効果不十分な場合に限る)に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。感染症またはその疑いがある。活動性結核がある、結核の既往歴またはその疑いがある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は、治療の初回、4週後および8週後に、30分以上かけて点滴で静脈内に注射します。
なお、12週時点で、治療効果が不十分な場合は、初回注射から12週後、16週後および20週後に注射をすることがあります。また、ミリキズマブ(遺伝子組換え)皮下投与製剤による維持療法中に効果が減弱した場合には、4週間隔で3回、点滴で静脈内に注射することがあります。

この注射の使用前に問診、胸部X線検査、インターフェロンγ遊離試験またはツベルクリン反応検査、適宜胸部CT検査などを行うことがあります。

副作用

主な副作用として、頭痛、注入に伴う過敏反応、上気道感染、発疹、かゆみなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・発熱、寒気、体がだるい [重篤な感染症]

・呼吸困難、発疹、目や口唇周囲の腫れ [重篤な過敏症]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

免疫を抑制する作用があることから生ワクチンの接種を避けてください。

医薬品情報

製薬会社

持田製薬株式会社

薬価

-

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > 消化器官用薬 > その他の消化器官用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ミリキズマブ(遺伝子組換え)

この成分で処方薬を探す

YJコード

2399407A1021

レセプト電算コード

629924001

更新日付:2023年08月09日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

オンボーに関する医師Q&A

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  • ・オンボー点滴静注300mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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