エプキンリ皮下注4mg

処方薬注射剤

エプキンリ皮下注4mgの基本情報

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作用と効果

患者さん自身の免疫細胞(T細胞)と腫瘍細胞(がん化したB細胞)に結合し、T細胞を介して腫瘍細胞を傷害することで、がん細胞の増殖を抑えます。
通常、再発または難治性の大細胞型B細胞リンパ腫(びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、高悪性度B細胞リンパ腫、原発性縦隔大細胞型リンパ腫)または再発または難治性の濾胞性リンパ腫の治療に用いられます。
抗CD20モノクローナル抗体製剤を含む少なくとも2つの標準的な治療が無効または治療後に再発した人に使用されます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。感染症にかかっている。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は28日間を1サイクルとして皮下に注射します。1~3サイクル目は1、8、15、22日目、4~9サイクル目は1、15日目、10サイクル目以降は1日目に注射します。効果を見ながら長期間使用する場合があります。

副作用

主な副作用として、注射部位反応、発熱、悪心、下痢、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、すぐに医師の診療を受けてください。

・発熱、寒気、動悸、頭痛 [サイトカイン放出症候群]

・意識の低下、手足のふるえ、頭痛 [免疫エフェクター細胞関連神経毒性症候群]

・発熱、寒気、鼻血、貧血 [血球減少]

・意識の低下、尿量が減る、息苦しい [腫瘍崩壊症候群]

・けいれん、意識の低下、しゃべりにくい、手足のまひ [進行性多巣性白質脳症]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

医薬品情報

製薬会社

ジェンマブ株式会社

薬価

-

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

組織細胞機能用医薬品 > 腫瘍用薬 > その他の腫瘍用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

エプコリタマブ(遺伝子組み換え)

この成分で処方薬を探す

YJコード

4291469A1028

レセプト電算コード

629926301

更新日付:2024年03月05日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・エプキンリ皮下注4mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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